Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

バルセロナ自治大学
2016年1月号 経済学部 G.Y

①日本から持ってきて良かった物

寮に到着してしばらくの期間は他の学生たちとのコミュニケーションは言語の壁や初対面ということもありなかなか難しいものです。

そういうとき、役に立つと思ったものはやはり日本特有の物、特に食べ物です。僕の場合は煎餅やカップラーメンの類でした。いっしょに食べながらだと学生との会話も弾んで楽しいものになる、と感じました。彼らによればカップ麺そのものはスペインでも店で販売されていますが、そういったものと比べても日本のカップ麺は別格においしいらしいです。(若干失礼ですが、私自身も実際にスペイン産のカップ麺を食べてみてそのように感じました。)

その他にはティーバッグもおすすめです。私は20袋入りのものを2箱持ってきたのですが、日常的な飲み物として重宝しています。またたくさんあるがゆえにルームメイトにも分けることができる点も良いです。

留学生活が始まったばかりの時点では、ルームメイトや他の学生との付き合い、慣れない授業形式などからなかなか忙しくて日常生活の細かいところにまで頭を回す余裕がないということもあるかもしれません。ですので、シャンプーや洗濯用洗剤、コンタクトレンズの洗浄液などのような日常的に使用する消耗品などは忙しい留学生活が一通り落ち着くくらいの時期(私個人としては留学生活開始から約3週間から1か月程度の時期)までもつよう日本からあらかじめ持ってきておくのがおすすめです。

②バルセロナの年末年始について

バルセロナ自治大学の前期の授業は12月の22日でいったん終了し、年が明けて1月の7日から授業が再開します。この間この大学は休暇期間というわけです。また、スペインでは12月の24日から1月の6日まで全国的に長いクリスマス期間になります(といっても祝日扱いなのは12月25日と1月の1日、6日だけでバルセロナの属するカタルーニャ州ではこれに加え12月26日も祝日です)。

ここからが気を付けなくてはいけないことですが、イブの24日と祝日である25日と26日、また今年は27日が日曜日でしたので27日も合わせた計4日間はお店やバル、レストランなどが基本的に閉まっていて街に出かけても買い物や食事の類はまったくできません。28日にはいずれのお店も再開して通常通り買い物ができるようになるのですが、それまでの期間は基本的に寮で静かに過ごすことになりますので、できる限りクリスマスイブの前日までに買い物を済ませて24~27日の間食料には困らないようにしておきましょう。

バルセロナの年越しは主にプラサ・エスパーニャという街の中心地で大体的に祝われますが、プラサ・カタルーニャなど他の場所でもそれなりの規模で新年祝いを実施している模様です。私の場合プラサ・エスパーニャは少々遠かったのでプラサ・カタルーニャでの様子を少しだけ見たのですが、多くの人がビールやワイングラスを片手にとても盛り上がっていました。