Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

バルセロナ自治大学
2018年9月号 国際学部 Y.M

オリエンテーションについて

私が所属している通訳・翻訳学科のオリエンテーションは、9月6日にありました。内容は、履修登録の一連の流れや、それぞれの国の担当者、スペイン語のレベルテストの実施日などの説明がほぼスペイン語で行われました。パワーポイントを使っての説明だったので一部は理解できましたが、話している内容は基本的に理解できませんでした。

この全体のオリエンテーションの後に、日本人の先生によって日本人留学生だけのオリエンテーションが行われました。今年の日本人留学生は20人ほどいました。内容としては、全体のオリエンテーションの内容のおさらいや、バルセロナで生活するにあたっての注意点、在留届の提出方法の確認などでした。この日本人の先生はとても親切で気さくな性格な方で、インターンシップについて、授業についてなどを個人的に相談した際にも、丁寧に相談に乗って下さいました。

履修登録について触れておくと、7月頃に仮履修登録をインターネット上で行います。そして、9月の中旬に履修申告を学部で行います。今年の場合は、9月17日から授業が始まり、9月25日から10月5日にかけて3回までの修正が可能です。授業の数は、バルセロナ自治大学の決まりとして1つ以上履修登録をしなければなりません。人によって履修登録数は様々ですが、1つの科目で週に2回授業が行われるものが多く、あまり多くは履修できないです。


授業が始まるまでの期間の過ごし方について

私は、9月1日からvila(寮)を契約していたので、1日の夜にバルセロナ空港に到着し、空港近くのホテルで1泊して、9月2日にvilaに入居しました。vilaは大学の敷地内にあり、空港からタクシーで58€(約7,500円)かかりました。電車で行くことも可能ですが、荷物が多いため私はタクシーを選びました。

Vilaにはベッドシーツ以外の日用品は全くなく、買い出しに行く必要があったのですが、日曜日だったため、基本的に町の店は開いていませんでした。しかし、vilaの中にあるコンビニほどの大きさのスーパーや、レストランは開いていたので、何とかその日をしのげました。

9月3日から土日祝を除いて9月12日まで計7日間の、通訳・翻訳学科に所属するアジアの留学生だけのスペイン語の授業が、1日6時間行われました。日本人が半分くらいを占めていましたが、韓国人、中国人、台湾人が参加していました。参加は強制ではありませんでしたが、これに参加したおかげで、知り合いも増えました。授業はスペイン人の先生によってスペイン語で行われたため、私にとっては容易ではありませんでしたが、先生やクラスメイトから助けてもらい、楽しく過ごせました。

その他には、VISAの延長を現地の警察署で行うために様々な書類の収集や、履修申告、月々のVILA代を支払うためにスペイン口座開設など、やることが山済みだったため、とても忙しかったです。この様々な申請は、個人で行わなければならないため、語学力も問われ、かなり苦労しました。

 

クラスメイトと友達とピンチョスを食べに行ったときの写真


アジア人のスペイン語の授業の最終日に撮った写真

最後の授業の日に撮った写真