○授業紹介
私は2019/2020年度の前学期は、翻訳・通訳学部の「Idioma castellà per a traductors i intèrprets 1」という授業を履修しています。この授業はUABの留学生向けの、スペイン語を学ぶ授業です。受講期間は、私の場合9月~来年6月までの通年ですが、この授業は前期のみ、後期のみでも履修することができます。単位は通年の場合、9ECTS(龍谷大学の6単位分に相当)します。テストは今期は1月13日に実施されます。
レベル別に3クラスに分かれており、一番上のクラスはDELEでいうC1以上レベル、中間のクラスはDELEでいうB2、一番下のクラスはDELEでいうB1レベルのスペイン語能力の学生が授業を受けています。この授業を履修するために、9月に数回に分けて実施される留学生向けのスペイン語能力試験を受ける必要がありました。この試験で、スペイン語能力がDELEのB1レベル以上に相当する結果でないとこの授業を履修することはできません。ちなみに特定の他学部の授業や翻訳・通訳学部の特定の授業を履修するためにも、この試験を受ける必要があります。
毎年かどうかは分からないのですが、今年はどのクラスも日本人を含めたアジア人が多いです。授業はパワーポイントやプリント、ホワイトボードを使って進められます。私のクラスでは主に文法や単語・熟語を学習しますが、ペアワークをすることもあります。学生が授業に飽きてしまわないように、先生は工夫して授業を進めてくれていると感じます。授業時間は3時間で、一度Pausa(途中休憩)を挟んで行われます。
○バルセロナの日本食
バルセロナに来て驚いたことの一つに挙げられるのが、バルセロナには非常に多くの日本食料理店があることです。特にラーメン屋や寿司屋が多いですが、本当に日本食料理店が多いので外国人があまり知らないような日本食まで食べることができます。バルセロナにおいて日本食に困ることはまずありません。基本的にどのお店も少々値段が張りますが、味はとても美味しいです。
バルセロナ人に特に人気のお店は、「Ramen-ya Hiro 」というラーメン屋と、「TOYO」という日本食食べ放題のお店です。どちらもDiagonal通りから近い場所にあります。「Ramen-ya Hiro」は、バルセロナでラーメンブームを巻き起こしたお店としてとても有名で、いつも開店前から長い行列ができています。「TOYO」では寿司や天ぷらなど多種多様の日本食が食べることができます。非常に安価ということもあり、こちらも開店前から長い行列ができています。これらのお店に行く場合は少なくとも開店30分前から並んだ方がいいです。
しかし、一つ知っておいた方が良いことあります。それはバルセロナの日本食料理店は外国人経営のお店が非常に多いということ。感覚でいうと日本食料理店の少なくとも半数以上は外国人経営だと思われます。ネットで調べると、日本人経営の日本食料理店が紹介されているのでチェックしてみることをお勧めします。
バルセロナにはアジアンマーケットも多いです。ほとんどの場合が中国人経営ですが、調味料や日本食を作るための材料などが豊富にあります。しかし輸入品ということもあり、モノによっては日本で買うより数倍の値段がするものもあります。さらに、日本人が経営する日本の商品だけを扱ったお店も、少ないながらあります。
TOYOで食べたお寿司
バルセロナのラーメン屋で食べた焦がし醤油ラーメン