Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

バルセロナ自治大学
2024年12月 経営学部 N.T

①治安、危険を感じたこと、トラブルについて

バルセロナの治安はスペインの中でもとても悪いと思います。ホームレスの方や、物乞いの方などをいたるところで見かけます。狙われるような視線を感じたり近寄られたりすることもあるので相手が動いた瞬間に反対側に逃げるようにしています。電車の改札などでも通る瞬間に一緒に通ってくる人や、改札を飛び越える人たちをよく見かけます。 他にも軽犯罪が多いとよく言われています。これまで実際に数カ月過ごして犯罪にあったことはありません。しかし他の留学生の友達に聞いてみるとスマートフォンをバスで取られたという人が一人だけいました。軽犯罪が多いという事は友達だけでなく大使館などからも注意されており気を付ける必要があります。対策として街中に行くときにはなるべく軽装にしています。具体的には上着の下にウエストポーチを入れ、ナイフで切って盗まれたりする対策をしています。さらにスマートフォンはストラップを付けズボンかカバンにつけて対策しています。レストランなどで日本ではスマートフォンを机の上においたりする人も多いと思いますが、置き引きなどに狙われやすいのでカバンなどに入れておくことが重要だと思います。 一方Vilaの周辺は比較的安全だと思います。一度近所のスーパーで部屋のカギなどが入ったカードケースを落としましたが、ダメもとでセキュリティーの人に聞いてみると届けられていました。日本では比較的落とし物やなくなったものが、交番に届けられていたりすることも多いと思いますが、海外では基本ありえないと思います。現地の生活に慣れてくると、警戒心が低くなると思うので注意が必要です。  

②旅行

11月末にドイツ、スイス、イタリアに旅行に行ってきました。 まずドイツではシュテュットガルトと、ネルトリンゲンという町に訪れました。シュテュットガルトはクリスマスマーケットがとても有名な街で日本のクリスマスマーケットとは比べ物にならない以上に大きくとても驚きました。近くにベンツとポルシェの博物館があるのでそこもおすすめです。ネルトリンゲンという町は進撃の巨人のモデルにもなった場所で本当に町の周りが壁で囲われていました。本当はクリスマスにドイツに訪れたかったのですがTIEの関係で不可能でした。

シュテュットガルトのクリスマスマーケット

ネルトリンゲン

 

次に訪れた町はスイスのチューリッヒとクールという町です。チューリッヒまではバスに乗り5000円ほどで行くことが出来ました。湖の周りの町でとても美しかったです。リンツの工場もあり、見学することができました。中ではチョコレートがたくさん食べることが出来ます。次のクールという町には急行列車の出発地点であったため訪れました。日程的に宿泊する必要があったのですが、小さい町のため見る場所もないだろうと夜に到着しました。しかし実際はたくさんのお店があり、クリスマスマーケットも町全体に展開されていてもう少し長く観光したかったです。

チューリッヒ

 

最後に訪れた町はイタリアのミラノです。まずクールからイタリアのティラーノという町までベルニーナ急行列車という列車に乗りました。スイスの美しい雪景色を見ることができとても満足できました。ティラーノからミラノへ電車で移動しミラノではAirbnbを利用し割安で宿泊することが出来ました。少し町中からは離れていましたがそこで食べたパスタは、これまで食べたパスタの中でもトップクラスでおいしかったです。ミラノ以外の都市はとても治安が良かったのですが、ミラノはバルセロナと同じぐらい治安が悪いとおもいます。もう一つミラノが他の地域と違う点は、夜になると信号の光がぼんやりするぐらい霧が濃かったことです。

スイスの雪景色

 

バルセロナへのフライトは4000円ほどで買えることが出来ました。バルセロナからだととても安く移動できるのでぜひいろいろな国に旅行してみてください。とくにクリスマスシーズンはどこの国でもクリスマスマーケットが開かれ、町が装飾されているのでお勧めです。