①治安、危険を感じたこと、トラブルについて
はじめにオックスフォードの治安についてです。オックスフォードはシティーセンターも含め女性一人で歩いていても比較的安全な場所だと思いました。しかしロンドンは人の数も多いため緊張感を持って行動するようにしています。お酒の瓶を片手に持って歩いている人を見たときは足早に通り過ぎるようにしました。
大学の寮はメンテナンスの人がいつでも自分の部屋にスペアキーで入れるようになっています。私は貴重品をいつも持ち歩くようにしています。また、友人から聞いた話ですが、カフェで友人が机の上に置いていたスマホを、見知らぬ人が雑誌で隠すように話しかけてきて危うくスマホを盗まれそうになったという話を聞きました。悪い人から狙われにくい環境を常に整えておくことが大事だと思います。
次にイギリスの交通事情についてです。イギリスは多くの横断歩道が押しボタン式になっています。今まで2回、オックスフォードで押しボタン式横断歩道を渡っているときに車が猛スピードで走ってくることがありました。信号が青でも常に車に注意して渡ることが大切だと学びました。また、ウィンカーを出さずに曲がる車がいたり、イギリスの車や自転車は日本と比べて速いスピードで走っている印象があり、歩行者側が気を付けて歩いているように思います。イギリスに来て驚いたことは、人々が横断歩道の信号が赤にもかかわらずわたっていたり、横断歩道でないところで渡っている人をよく見かけることです。周りの人についていかず、自分でよく周りを確認しましょう。
②ドイツへクリスマス旅行
クリスマス休暇のある一週間で私は2人の友人と一緒にドイツとスイスへ旅行に行きました。驚いたことはドイツで現金が必要な状況が多々あったことです。イギリスで生活していて現金が必要になったことは公共トイレを使うときの小銭のみで、それ以外は全てカードで支払っていました。その感覚で行ってしまったので現金のユーロを用意していなかったのです。ある夕方、私たちは昼食をとっていなかったこともあり、ドイツ料理を提供している少しよさげのレストランへ入りました。食事を終えたあと、お会計をお願いしたら現金しか受け付けていないと言われました。お店の人からすぐ近くにATMがあるからそこでお金をおろしてきて、と言われ、友人を一人レストランへおいて、そのATMへ行きました。しかし営業時間に間に合わなかったためか現金を引き下ろすことができませんでした。私たちはとても焦っていましたが、運よく近くの銀行のATMで無事にお金をおろすことができました。時間が少しでも遅かったら、カードが使えなかったら、もしカードがそのままATMに飲み込まれてしまったら、と色々な不安と心配がありましたが、無事にお会計を済ませることができ安心しました。そのあとからはカードで支払いが可能かどうか聞くようにし、無事に旅行を楽しい思い出で終えることができました。けれども、その他にもドイツで電車の駅を出たあと、たばこや薬物のようなにおいがして、治安の悪さを感じたり、気分が悪くなる場所もありました。旅行先でも、生活に慣れてきたイギリスでも、自分の身を自分で守れるように油断は禁物です。
ブルックス大学のクリスマスツリー
ドイツのクリスマスマーケット