Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リールカトリック大学
2024年11月号 国際学部 F.S

こんにちは、早くも11月です。今回もリールの天気に関して少しお伝えします。11月になり、より寒くなりました。朝、夜はもう既に一桁しかありません。だいたい7度とか。そして、個人的な感想ですが、どんよりとした曇りの日がより多くなった印象を持ちます。小雨が降ることあるので常時折り畳み傘を持っています。そんな日が多かったら洗濯物外に干せないじゃん!と思う方もいると思いますが、寮にベランダはありませんので常に乾燥機かけた後、湿っていたら少し部屋干しするといった感じです。ベランダに関して疑問があります。他の家を見てもベランダが存在しません。庭はあっても、物干し竿がありません。どうしてなのか、友達に聞いてみたいと思います。

 

授業紹介

私が秋学期に登録した授業は、基本留学生向けのものです。この大学では3ECTSの科目がほとんどでした。履修登録の際、最低でも20ECTSの登録が必須だったので私は7科目登録しました。主にフランス語で開講されますが、英語で開講される科目もあります。留学生向けのものは、フランスの社会情勢、歴史、政治経済等のもの、英語からフランス語に翻訳する授業もあります。必修科目は一つで、龍大にもあるようなフランス語の授業です。フランス語以外話してはいけないという条件以外は、龍大のものとほぼ変わりありません。

私が今回、一番興味があって登録した科目がイタリア語の授業です。なぜ履修したかというと、イタリア語を話す友達を少し驚かそうと思ったからです。また、日本の語学授業との違いを体験してみたかったからです。授業を受けて気づいた点として、音声を聴く機会が多いということです。授業初回からガンガンイタリア語の音声ダイアログを聞かされました。最初は少し苦戦しましたが、現在は一番楽しい科目です。新しく得られることが多いのが言語学習の魅力だと思います。基本、言語の授業は夜の部に分類される授業で午後6時~7時半の開講になります。春学期はまた違う言語に挑戦してみようと考えています。しかし残念なことに、この大学には日本語の授業や日本に関する授業はありません。私はFLSHという学部に所属しています。もしかしたら、他の学部の授業ならあるかもしれません。

自由テーマ ~パリに行ってきました!~

 今回は、オルセーとルーブルの二つの美術館を訪れました。どちらもパスポートを持っていくと入場料が無料になります。これはヨーロッパに長期間留学する方のみの待遇なのでどこか文化施設に訪れる際は一度このような制度があるか調べてみるとよいでしょう。ルーブル美術館は13時からの予約チケットをネットで取得しました。オルセーの方は入場予約のようなものがなかったので一般向けの列に並びました。どちらも午後に訪れたこともあり、長蛇の列ができていました。美術館開館と同時に行くか、予約をしてから行くと入場までの待機時間も省くことができます。

私がこの旅行で一番楽しみだったのは、アジアのスーパーに行くことでした。というのも、リールにもそのようなスーパーはありますが、品ぞろえが豊富ではありません。私はそこで唐揚げ粉やうま味調味料、薄力粉、そして大好きな納豆などを買いました。パリ市内の移動は電車、バス、徒歩です。滞在日数と訪問するゾーンによって価格変動はありますが、その期間交通機関利用し放題になる切符を利用しました。3日間、ゾーン3で30ユーロ程です。また、パリ~リール間はバスです。FlixBusを利用しました。価格変動制のチケットで、往復で35ユーロ程です。一番安い時は7ユーロ程で行けます。乗車時間は3時間弱かかりますが、TGVよりはるかにお財布に優しいです。なので、今回訪れられなかったパリのディズニーやベルサイユ宮殿も次回訪問する予定です。