こんにちは、春学期が始まり約一か月が経ちました。年が明けてからより寒さが増した気がします。来月からはだんだん暖かくなってくるはずなので、体調に気をつけながら春を待ちたいと思います。今学期は朝8時からの授業を登録しています。フランスでは日本より日の出の時間が遅いです。2月上旬の現在、大体8時15分くらいです。なので最近は真っ暗の中、登校しています。
今月のテーマ ~試験について~
2024年秋学期(9~12月)の試験スケジュールについて紹介します。試験は一般的に、DS(Devoir Surveillé、中間試験に相当)と最終試験の2種類に分かれます。どちらも20点満点で、7点以下の場合は成績に加算されません。評価配分は授業ごとに異なり、5:5や3:7などの方法が取られます。詳細は初回授業で説明されることが多いです。
私の場合、DSは10月末の約2週間の休暇の前後どちらかにありました。先生や授業によって開催時期や試験方法が異なる場合があります。最終試験については、私の授業ではすべて最終授業中に開催されました。一般的には12月第一週目が授業最終週で、その後試験期間に入ります。私は基本的に留学生向け授業を受講していたため、正規学生が受ける大講義形式の試験とは異なる形式やスケジュールで進められることもありました。また、試験には学生証が必要です。ボールペン以外禁止のような制限はありませんでしたが、紙媒体の辞書の持ち込みが許可される授業もあります。事前に担当教員に確認するとよいでしょう。また、 春学期は2月末から3月初めにDSが行われ、4月初めに授業が終了します。約2週間の休暇後、5月初めから試験期間となります。
自由テーマ ~フランスのパン屋さんについて~
フランスの街にはたくさんのパン屋さんがあります。特に大学の近くには4、5軒ほど見かけることができます。それらのパン屋では、パンだけでなく、クッキー、ピザそしてケーキなども販売されています。定休日について詳しくは分かりませんが、私の近くのパン屋は月曜日が休みです。これは、フランスのパン屋が日曜日に営業していることが多いため、その代わりに月曜日を休みにする店舗が多いからです。また、地域ごとに営業規制があり、パン屋が一斉に休業しないように調整されていることもあります。
日本のパン屋と比較すると、フランスのパン屋にはツナやウインナーを使った総菜パンがありません。その代わりに、バゲットやクロワッサン、ブリオッシュなどの伝統的なパンが主流です。また、フランスではすべての商品が注文制になっています。日本では、スーパーのように自分の好きな商品を自分で取ってレジに持っていく形式が一般的ですが、フランスでは店員さんにすべてオーダーする必要があります。これは、衛生管理の観点から直接手で触れないようにするためや、対面販売を通じて店員とお客さんのコミュニケーションを大切にする文化があるためです。また、盗難防止の目的もあり、すべての注文を店員が管理する仕組みになっています。