① カルチャーショックについて
日本とは全く違う文化圏だということは承知の上で留学に来たので、それほど大きなカルチャーショックは受けませんでした。むしろ、「こういうものなのか」と感心する(諦める)ことが多いので苦痛に感じることは少なく、全てが新鮮でおもしろいです。
以下、個人的に気づいた点をまとめてみました。
☆公共交通機関がほぼ時刻表通りに動いている。
…ヨーロッパの交通機関はどこも時間にルーズだと思っていたので、これに一番驚きました。各停留所に時刻表が貼ってある他、ネット上で乗り換え検索や時刻表確認が出来るので便利です。(http://imhd.zoznam.sk/ba/schedules-timetables.html)
☆Wi-Fiの普及率が高い
…ヨーロッパ全体でWi-Fiは普及しているので、旅行の際でもあまり困ったことはありません。カフェやレストランはもちろん、長距離バスや長距離列車、空港、市内の路線バスの一部でも使えます。
☆意外と都会。
…旧市街近郊は歴史的な建築物が多い一方で、旧市街から少し離れるとガラス張りのビルやコンクリート製の建物が並び、車の交通量が多い雑多な雰囲気になります。春になり観光客も増えて、街全体がかなり賑わってきたように感じます。
★汚い場所が多い。
…いたるところに落書きがあり、たばこの吸い殻やゴミが落ちています。寮は建物そのものが古いことに加え、学生の人数も多いので掃除された後でもすぐに汚れてしまいます。
★何事も「適当」。
…「融通が利く」という意味で適当なことも多いですが、ネガティブな感情を抱くことも多いです。大抵の適当さには慣れましたが、ビザ取得に関する外国人警察の適当さには不安といら立ちを感じています。この件については今後、別の号で言及したいと思います。
② 寮でのインターネット及びWi-Fi について
PCをインターネットに接続する場合は、室内の壁にある差し込み口とPCをLANケーブルで繋ぐだけです。差し込み口とPCを置きたい場所(自分のパーソナルスペース)が近いとも限らないので、長めのケーブルを用意しておく事をおすすめします。そして、寮にはもともとWi-Fi がないのでスマートフォンでネットを使うためには各自で用意する必要があります。
方法1:Wi-Fiルータ(有線インターネットをWi-Fiに変えてくれる機械)を買う。
…市内の家電量販店で購入できます。機能や大きさ形は様々で、価格は25~40€ほどです。
方法2: Wi-Fi ルータを持っている人にお願いしてシェアさせてもらう。
…ルータの機種によっては、部屋が離れていても使えます。
方法3: PCをWi-Fiルータ化させる。
…有線LANでPCをインターネットに接続している、というのが前提です。「近くにルータをシェアさせてくれる人がいない」「お金をかけたくない」という場合の手段です。
*フリーソフトをダウンロードする。留学生の友人はconnectifyというソフトの体験版(無料)を利用しています。体験版なので、定期的に接続が切れるのが厄介です。
*PCに元々入っている機能を利用する。Windowsの場合SoftAPという機能で、MacBookにも似た機能があるようです。Windowsユーザー向けですが、参考にしたサイトをご紹介しますので、詳しくはそちらをご覧ください。 (http://nw-knowledge.blogspot.jp/2014/02/win8-8.1-softap-virtualwifi.html)
私はコンピュータ関係に疎いので、この分野の事になると家族や友人に助けてもらっていました。日本にいた時には縁のない話でしたが、この分野で頼れる知り合いがこちらにはいないので自力で調べるしかありませんでした。コンピュータ関係に限らず、留学が今まで未知だった分野について調べるきっかけになっています。