Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

コメンスキー大学人文学部
2023年12月号 国際学部 S.Y

①留学中の就職活動

私は2024年3月卒業予定なのですが、10月末からオンラインで24卒の就職活動を始めました。募集はほとんど終わっている時期だったのでギリギリでしたが内定をもらえたので留学期間中に就職先を決めることができました。

面接場所:今は3人部屋で生活をしているので、説明会や面接はスタディールームという部屋で受けました(VBBの建物の 4, 7, 8, 10, 12階にあります)。Wi-Fiの電波も強くzoomなどを利用していて途中で落ちることもなかったので面接には最適な場所だと思います。

時差:面接は日本時間に受けることになるので、始まるのが午前2時・3時ということもありました。深夜からの面接は大変でしたが、スロバキア時間の昼頃になるとスタディールームに学生が勉強しにくるため、面接で話をしづらくなってしまいます。日本と時差があってちょうどよかったのかなとも思います。

昼間に授業など用事があっても、面接が午前6時までに終わるように計画を立てればその日の予定をキャンセルしなくて済むため便利だなと思いました。ただ、毎日連続でそのような生活をしていると体調を崩すので、基本昼間に予定がない日に面接をした方がいいかなと思います。

スーツ:私は日本からスーツを持ってこなかったので、「primark」というeurovea(大学の近くにあるショッピングモール)にある洋服屋さんでスーツ(上半身)とワイシャツを購入しました。合計32€でした。

まとめ:24卒で就職先を決めることができてよかったと思っていますが、昼夜逆転した生活をするため授業以外で昼間に外に出ることはほとんどなく、留学生活を犠牲にしていたようにも感じます。そのため、留学期間中に無理やり就活をする必要はないと思います。

私は3回生の時からずっと就活スイッチが入らず、留学中も帰国後の就活が憂鬱で仕方ありませんでした。しかし、留学中でしたがこのタイミングでスイッチが入り、内定をもらい、4月からの就職先を決めることができました。自分の自信にもつながったため、就活をしてよかったと思っています。

 

②トルコについて

イスタンブールに旅行したときのことを書こうと思います。

お金について:空港でユーロの現金をトルコリラに両替してもらいました。カードがあれば大丈夫だろうと思い30€だけにしておいたのですが、思いのほかカード払いできないお店が多く、ギリギリでした。特に、陶器などが買えるお土産屋さんはほとんど現金のみでした。歩いているとパンや焼きトウモロコシの出店をよく見かけます。パンは1個25TL(126円)・焼きトウモロコシは20TL(100円)でどちらも現金のみでしたが、ぼったくられることはありませんでした。

スマホのSIMについて:私は、スロバキアでorangeという会社でSIMの契約をしたのですが、トルコに到着してから一切繋がらなくなってしまいました。他のヨーロッパの国では携帯が使えなくなるということはなかったのでとても驚きました。一緒に旅行した友達が留学中楽天モバイルのSIMで過ごしており、イスタンブールでも使えたのでなんとか観光できました。

モスクについて:アヤソフィアとブルーモスクに入りました。どちらも観光客の大行列で、ほとんどの人が順番関係なく抜かしてくるのでなかなか前に進めませんでした。どちらも無料で、礼拝の時間になると観光客は追い出されます。女性はヒジャブを着用する必要があり、私は購入しましたが観光客ならマフラーや上着のフードで頭を覆っていれば大丈夫そうでした。

街の雰囲気・気候:これまでヨーロッパの街並みに見慣れてしまっていたこともあり、イスタンブールに到着した時は建物の雰囲気や街の様子が全く違い驚きました。顔がアジア系というだけでレストランのキャッチにしつこく声をかけられるので、一人での観光は危ないと思いました。バザールやレストランの通りはとにかく人が多く、なんとなく日本のようでした。天気は3日間中2日間雨で、ブラチスラバではあまり大雨を経験したことがなかったのでまた日本を思い出しました。モスクの待ち時間・徒歩での移動が大雨(雪)の中凍えながらだったので、旅行の後風邪を引きインフルになりました。

(1)アヤソフィア (2)ブルーモスク(スルタンアフメト・モスク) (3)お土産屋さんの陶器