Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

コメンスキー大学人文学部
2023年8月号 国際学部 S.Y

①余暇の過ごし方

夏休みは7月下旬~8月上旬の2週間で6カ国を周る一人旅をしました。リガ(ラトビア)→タリン(エストニア)→ヘルシンキ・トゥルク(フィンランド)→ストックホルム(スウェーデン)→コペンハーゲン(デンマーク)→ロンドン(イングランド/イギリス)の順に周りました。

(1)荷物:この旅行は2週間と長かったですが、リュック一つで行きました。飛行機に乗る時に手荷物だけにできたのでとても便利でした。

(2)書類:私はパスポートをなくしても再発行できるように、入学許可証や残高証明書、顔写真など全て持って行きました。また、海外旅行保険の書類、現金のユーロ通貨も持って行きました。

(3)ホステル:ホステルは全てドミトリーにしました。ミックスドミトリーの場合は自分以外全員男性か、自分と合わせて女性2人だけなど男性の方が断然多かったです。カーテンで各ベッドの中が見えないようになっているところや、3段ベッドで座ると上のベッドに頭がぶつかり座れないくらい小さくて狭いベッドの時もあり様々でした。

(4)ロッカー:どのホステルにもロッカーはありましたが、自分の南京錠をつけないと閉められないところも何ヶ所かあり、私は持っていなかったのでコペンハーゲンのホステルで50クローネで買いました。

(5)フェリー:トゥルク→ストックホルムでは一泊フェリーで過ごしました。この旅行で唯一の1人部屋でした。部屋には簡易ベッド、トイレ、シャワーもありとても快適でした。

(6)飛行機:ウィーン→ミュンヘン、ミュンヘン→リガの飛行機はシェンゲン内だったからかパスポートにスタンプを押されることもなく簡単に飛行機に乗れました。コペンハーゲン→ロンドンの飛行機では、パスポートコントロールで念入りにチェックされ、しばらく通してもらえませんでした。ビザ発行の際に提出した書類、警察署で受け取った書類は手荷物に持っていたほうがよさそうです。

②美術館・博物館について

【SKANSEN, Stockholm, Sweden (student SEK 225)】スカンセン(野外博物館)

この旅行で一番楽しかった博物館でした。敷地はとても広く10時~18時まで1日中いてやっと全て周り切れるくらいでした。スウェーデン北部や南部でかつて使われていた建築物がスカンセンに集められていて、建物内に入るとスタッフの方が内装や建物の歴史を説明してくれます。冬はほとんどの施設が閉まっているようなので、夏に行くのがおすすめです。

【SMK National Gallery of Denmark, Copenhagen, Denmark (18-26 years DKK 95)】コペンハーゲン国立美術館

西洋絵画がたくさん展示されていて楽しかったです。10時~18時までずっといました。2階は常設展示、1階は特別展で私が行った時はバロックの絵が展示されていました。1階も2階もキリストの絵画が多く、たくさん勉強できました。裏側に別館がありましたが、現代アートのようなものが展示されていました。

【Nationalmuseum, Stockholm, Sweden (Adults SEK 150)】スウェーデン国立美術館

宗教絵画よりかは風景画や日常を描いた絵が多かったです。モネ、ルノワールの作品はほんの少ししかありませんでしたが、他の美術館と比べると印象派のような淡い色合いの絵が多く新しく好きな絵をいくつか見つけることができました。後半はスウェーデンの日常生活の中のデザインの展示がされていました(携帯、ポット、スカンジナビア航空のデザインなど…)。

【The National Gallery, London, the UK (free)】ナショナル・ギャラリー

西洋絵画がたくさん展示されています。部屋2つ分モネ、ルノワール、ゴッホなど有名な印象派の画家の絵が展示されており、とても嬉しかったです。入館料は無料で、オンラインで予約もできましたが、予約なしでも数分行列に並んで待てばすぐに入ることができました。お土産売り場には英語の本がたくさん置いてありました。印象派について書かれた本を一冊買いました。

(1) Nyhavn(コペンハーゲン)(2) Niguliste Museum, 聖ニコラス教会(タリン)(3)ムーミン(ナーンタリ, フィンランド)