Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

コペンハーゲン大学
2024年 6月号 経済学部 H.K

こんにちは、ついにコペンハーゲン大学での交換留学最終月です。正直とても寂しく、悲しいです。なので今回は①この交換留学を振り返って、②この留学経験をどのように活かすか、についてお話ししたいと思います。

①この交換留学を振り返って

私が龍谷大学に入学する前から交換留学に行くことは私の夢であり目標でした。しかし、思うように伸びない英語力、入学から続く先の見えないコロナ、周りの同級生と比べた時にはなん度も諦めようと思いました。それでも大学の職員、家族、先生、友人、本当に多くのかたが背中を押して支えてくれたと感じます。当然留学中に得たことはたくさんありますが何よりも自分のやりたいことを全力で応援してもらえる環境に自分がいることに身を持って感じることができて本当によかったと思います。

徹底した情報収集、英語、留学の準備があったからこそ、留学中に英語が理由で不便や大変な思いをすることはあまりなかったです。コペンハーゲン大学での勉強だけではなく、自分の大好きなバスケットボールチームにも所属しデンマークの文化や社会にもかなり身近に感じることが出来たと思います。振り返っても素敵な思い出に溢れていて、大変で難しいことであっても帰りたいと思ったことは一度もありませんでした。このようなケースは珍しいとおもうので本当に日本、デンマークで自分に関わって下さった人達に本当に感謝です。

②この留学経験をどのように活かすか

コペンハーゲン大学での勉強で鍛えた英語力を活かしたいです。また、デンマークの地元のバスケットボールチームに所属したことで異なる国籍や文化の人達と協力することの楽しさ、さまざまな意見や考え方をシェアしながら目標達成に取り組むことの大変さとやりがいをとても感じました。そのためこれらの経験で培った、実践的な英語力、多種多様な人達と今後も関わり続けることができる活動や将来を描きたいです。

また、留学生活で身にしみて感じたことは「今この瞬間はもう二度と帰ってこない」ことです。当たり前のことですが今まで本当の意味で理解していなかったと思います。私が交換留学に行く直前に祖父に会いました。しかしその後すぐに亡くなってしまいました。私はまた帰国後会える。たくさん留学の話をしようと思っていましたがその機会は来ないです。これと同じように誰かと、たわいのない話ができるのは少しかもしれないし最後かもしれない。このような考え方を持つようになってから留学先でも授業に前向きになれない時も価値を見出して頑張ることができました。今後もなんでもない1日、普段の会話、見えている景色、自分の周りにいてくれる人たちを心の底から大切にしようと決めました。