Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

デュースブルグエッセン大学
2016年 12月号 文学部 I.H

 

試験について


語学系の試験があるのは2月の一週目ぐらいなので、以前に書いたマンスリーレポート(7月号)の時と情報は変わっていないのですが、若干の変更があったようなので、先生から聞いた範囲の情報ですが書いておくと、これまではテストを行う際は、そのセメスター受講していた曜日の最終週に時間にテストがあり、今まで教えてくれていた先生がテスト監督として人クラスだけで行われていたのに対し、このセメスターからは、先生がテストを行うのではなく、同じレベルを受講してる、全部のグループが同時に大講義室でIOS監督のもと、テストが行われるようです。なので、テストも範囲も全て同じものを受けなくてはいけなくて、平均点などにも変化があると思われます。以前のやり方とどちらの方がいいのかまだわかりませんが、先生がのんびり進める人だと、そのグループだけ範囲が間に合ってないなどの問題が起こりかねないようにも思います。

 

 

クリスマスマーケットについて

日本でも知られているように、ドイツではクリスマスマーケットが有名です。各地でクリスマスマーケットが開催されているので、11月後半からは留学生は忙しなくクリスマスマーケット巡りが始まります。だいたいどの街にもあり、大きい都市には複数個あります。Kölnのクリスマスマーケットを例にとると、ケルン大聖堂の周りの徒歩圏内の場所に4つ大きなクリスマスマーケットがあります。それぞれテーマが分かれていて、お店の装飾やカップの模様が違ったりして、いろいろ行ってみるのも楽しいです。クリスマスマーケットの時にしか食べられない食べ物もあるので、出費がかさんで大変な事になる季節でもあります。現地に住んでいるドイツ人によく笑われるのが、クリスマスマーケットにはその年の年号の入ったその土地でしか買えないカップに入れられて、グリューワインが売られているのですが、デポジットのルールがあり、所によって値段はだいぶ違うのですが、だいたい€2〜3ぐらいで貸し出されて、そのまま返さない選択もできるので、日本人はみんなそのまま思い出に持って帰ることが多いです。ドイツ人からすれば、そんなにカップを集めてどうするんだという感覚なので、たくさん集めて、持って帰る時どうしようと悩んでいる日本人が面白いようです。今年のクリスマスマーケットは日本でも大きく取り上げられたと思うのですが、ベルリンのクリスマスマーケットでテロが起こり、クリスマスマーケットに行くことさえ若干控えめになったような感じがしていました。危ないから気をつけてと言われても、クリスマスマーケットに行かないという選択肢は選ばないのが普通で、たくさん行きましたが、爆竹の音が近くで鳴ったりクラクションが鳴ると、恐怖を感じ一斉にその先を見るなど敏感にはなっていました。楽しいクリスマスマーケットにもテロのことが切っても切れない話題となっていることがとても残念に思います。