クリスマスマーケットについて
日本でも知られているように、ドイツではクリスマスマーケットが有名です。各地でクリスマスマーケットが開催されているので、11月後半からは留学生は忙しなくクリスマスマーケット巡りが始まります。だいたいどの街にもあり、大きい都市には複数個あります。Kölnのクリスマスマーケットを例にとると、ケルン大聖堂の周りの徒歩圏内の場所に4つ大きなクリスマスマーケットがあります。それぞれテーマが分かれていて、お店の装飾やカップの模様が違ったりして、いろいろ行ってみるのも楽しいです。クリスマスマーケットの時にしか食べられない食べ物もあるので、出費がかさんで大変な事になる季節でもあります。現地に住んでいるドイツ人によく笑われるのが、クリスマスマーケットにはその年の年号の入ったその土地でしか買えないカップに入れられて、グリューワインが売られているのですが、デポジットのルールがあり、所によって値段はだいぶ違うのですが、だいたい€2〜3ぐらいで貸し出されて、そのまま返さない選択もできるので、日本人はみんなそのまま思い出に持って帰ることが多いです。ドイツ人からすれば、そんなにカップを集めてどうするんだという感覚なので、たくさん集めて、持って帰る時どうしようと悩んでいる日本人が面白いようです。今年のクリスマスマーケットは日本でも大きく取り上げられたと思うのですが、ベルリンのクリスマスマーケットでテロが起こり、クリスマスマーケットに行くことさえ若干控えめになったような感じがしていました。危ないから気をつけてと言われても、クリスマスマーケットに行かないという選択肢は選ばないのが普通で、たくさん行きましたが、爆竹の音が近くで鳴ったりクラクションが鳴ると、恐怖を感じ一斉にその先を見るなど敏感にはなっていました。楽しいクリスマスマーケットにもテロのことが切っても切れない話題となっていることがとても残念に思います。