Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

デュースブルグエッセン大学
2016年11月号 法学部 Y.N

・授業紹介

授業については、7月号にも投稿した通り、プレイスメントを受けます。このテストは正直何度でも受けなおすことができ、自分の納得のいくクラスに入れるよう小細工ができましたが、ある先生によると、次回からは、どうやら一回勝負になるそうです。なので次回以降にくる方は、適当にせず穴埋め問題なので、よく検討しながら回答してください。

私は今回、ファシストとナショナリズム、Wortschatz(語彙トレーニング)、ドイツ語の授業を受けました。ファシストとナショナリズムの授業はもちろんドイツ語で見渡すところ、私と友達以外は多分全員正規の学生でした。語彙とレーニングの授業は接頭辞や対義語、電話の仕方など実用的なドイツ語の授業でした。しかしこの授業は冬学期でしか履修できません。しかし春に来る龍大生にとっては耳が慣れてくる頃なのでちょうどいいと思います。ドイツ語に関しては中級のB1/2のレベルの授業でした。耳も慣れてきていたので大体の意味は聞き取れるようになってきました。授業の内容としては、担当の先生の色が濃く出ますが、私の担当の方は政治問題に関心が強く、ドイツの社会問題についていろいろ聞かせてもらいました。基本的に雑談の多い先生でしたが、ドイツにいないと実感できないような問題まで教えてもらいました。私にとって非常に興味深かったですが、自分の実力が足りず質問できなかったのが残念です。しかしテキストに沿って学ぶ授業が基本ですから、テキストの文法を使った授業をします。テキストの内容はそこまで難しいものではありません。しかしテキストレベルより上のことを求められるので覚悟はするべきだと思います。

 

・ドイツの冬

ドイツの冬ですが、特に十月の下旬から日が急に短くなり、曇りが多くなります。四月からの一年滞在組はここが正念場となると思います。夏にあった活気やビアガーデンなどカフェの外のテラスがなくなりさみしくなりますさらにクリスマスマーケットもまだ十二月に差し掛かるころにならないと開催しないので、この十一月は冬鬱になるかもしれません。実際ドイツ人は冬鬱になる事があるらしく変な事件も多発しています。特に今はピエロの格好をした変質者がドイツ中に出没しています。

寒さの方ですが、気温はやはり京都よりは低いです。しかし盆地ではないですし、風があまりないためそこまで寒くは感じないように思います。服装はややうすめのダウンジャケットをきればどうということはありません。特に私はヒートテックを日本から四着ほど持ってきています。ドイツの洋服店にはこういう肌着は見たことがないですし、ドイツに来る前に何着か持ってくることをお勧めします。