①授業紹介
デュースブルク・エッセン大学では、基本的に自分が受講したい授業を選択することが出来ると思います。なので、気になるテーマを扱う講義を見つけたなら受講すればいいと思います。
ですがその場合、授業はほとんどドイツ語か英語なので、非常についていくのが困難になると思います。
なのでほとんどの日本人学生は、語学の授業と、交換留学生向けに開講されている授業を受講しています。
単位の取得や、参加証明書を発行してくれるレベルは講師の方々の采配によりますが、基本的に宿題は必ず提出、授業もあまり欠席しない方が良いような印象を受けました。
授業のスタイルは、大人数で行う大講義型と、少人数で行うゼミナール型の二種類があります。
どちらかがいい場合は、履修登録ををするときにシラバスを確認するときちんと記載されているので、確認することができます。
また、シラバスにはその授業がドイツ語で行われるか、または英語で行われるかどうか、ということも記載されているのでとても便利です。
語学の授業には、普段の生活では中々出会えないような国から来た人たちがたくさんいるので、とても良い刺激があると思います。
②試験について
一般的に、ドイツの大学生たちは8月の一ヶ月間をまるまる使ってテストを行うようです。
ですが、私達交換留学生は七月末の最終授業の時にテストを行なうことが多いので、ほとんどの日本人学生たちはもう既に夏季休暇に突入しています。
ドイツの大学では基本的に鉛筆は認めておらず、試験前に必ずボールペンで書いてくださいと言われます。
試験問題は、日本のものと少し違っていました。
初めて試験を受けるとき、B5サイズの冊子のようなものを渡されてとても驚いたのを覚えています。
しかし、紙の量に対して問題数はそこまで多くなく、中身は日本の試験とあまり変わりませんでした。
日本と違うと思ったのは、日本のものと比べてリスニングの比重が少し多い、ということです。
試験時間は大体1時間〜1時間半で、授業内容を理解していれば難無くパスすることが出来ると思います。
試験が終わると、先生や生徒の采配次第でパーティーを行ったりしていました。
教室のパーティーで、普通にお酒を飲んだりしていたので、やはり日本とは全く違うんだと改めて実感しました。