試験について
Winter Semesterの講義は1月末まで行われ、そこから多くの学生は試験期間に入ります。現在はクリスマス休暇中ですが、年明けの講義、試験対策のための課題も多く出されました。旅行やパーティーを楽しみつつ、勉強にも目を向けなければなりません。
多くの留学生は2月上旬までに試験が終わりますが、現地の学生たちは2月末まで試験やレポートに追われるようです。その後は長期休暇に入るので、気分良く休暇を過ごせるよう、皆図書館などで遅くまで勉強しています。
今回私が受ける予定の試験は3つです。ドイツ語と英語は前回と同様に、リスニング、リーディング、そしてライティングの各分野合わせて90分間の試験が行われる予定です。それぞれ前回からレベルが上がっているので、しっかりと準備をして取り組もうと思います。
英語のスピーキングの試験については、授業内で既にグループディスカッション、プレゼンテーション、ディベートを行い、また最後の授業日に会話の口頭試験をする予定なので、試験期間中に行われる試験はありません。良い成績がもらえるかは最終日の口頭試験で決まるので、こちらもタンデムなどで対策をしてから臨みたいと思っています。
留学生活の最後を締めくくる試験なので、自分が納得のできる結果が得られるよう頑張ります。
クリスマスマーケット(Weihnachtsmarkt)について
12月に入ると、ドイツ各地でクリスマスマーケットが開催されます。マーケットでは普段はなかなかお目にかかれないような食べ物や雑貨が売られ、毎晩多くの人で賑わいます。
近年は早い所は11月末から、長い所でクリスマス後も12月末まで開かれている様です。私の住むデュースブルクやデュッセルドルフがそれに当てはまります。またこの2都市のクリスマスマーケットはアイススケート場も開かれるので、色々な方面から楽しむことが出来ると思います。
地元の人だけではなく、世界各地から観光客が押し寄せるので、スリなどには十分気を付ける必要があります。2016年にベルリンで起こったテロ事件を踏まえ、多くのクリスマスマーケット会場がテロ対策を行っており、警察官も巡回しています。
私は既にデュースブルクやデュッセルドルフ、エッセン、ケルン、アーヘン、ミュンスターなど多くのクリスマスマーケットを巡りました。ゼメスターチケットで行ける範囲内にはたくさんのクリスマスマーケット会場があるので、冬にドイツを訪れた際はぜひ体験してみてください。各地のクリスマスマーケットには独自のマグカップがあるので、集めてみるのも楽しみのひとつかと思います。私が特におすすめするのは、ケルンとミュンスター、そしてモンシャウのクリスマスマーケットです。
ケルンは大聖堂の近くにマーケット開かれており、またお店の間隔が比較的広くマーケットを回りやすい印象でした。ステージで聖歌隊の歌やミュージシャンによるクリスマスソングのライブ演奏が聞けるところもよかったです。
ミュンスターは町全体が日本人の想像するドイツらしさがあり、クリスマスマーケットもとても広い範囲で開かれています。ドイツらしい雰囲気を味わいながらクリスマスを楽しむにはぴったりな場所だと思います。
最後に紹介するモンシャウは、アーヘンの先にある小さな村です。ベルギーとドイツの国境沿いにあり、デュースブルクから電車とバスを乗り継いで3時間程かかります。木組みの家々が連なり、かわいらしい雑貨屋さんなどが多く立ち並んでいます。この村にはクリスマスグッズの専門店があり、多くの人で賑わっていました。このモンシャウは有名なマスタードが売られているので、クリスマスマーケットと共にぜひ試してみてください。
ドイツの人たちはクリスマスに家族で集まって祝う、という習慣があります。私もバディーの実家のブレーメンを訪れ、バディーの家族とクッキーを焼いたりマーケットに行ったりプレゼントを交換したりと、日本とは少し違ったクリスマスを楽しむことが出来ました。
ひとつ、注意が必要なのは、クリスマスイヴやクリスマス当日に近い期間に多くのスーパーやお店が閉まってしまうことです。必要なものは計画的に買っておくことをおすすめします。
今しか楽しめないクリスマスマーケットを、皆さんも楽しんでみてください。