①授業紹介
私はドイツ語と英語の語学の授業の他に「Einführung in die Literaturwissenschaft(ドイツ文学研究入門)」の授業と経済分野の授業を受講しています。
まず、言語の授業について、ドイツ語の授業は、週に2回、16:00-19:30のスケジュールでオンラインで開講されています。1回の授業が3時間30分(休憩10分)ととても長いですが、スペインやイタリア、ブラジル、インド、中国、トルコなど、多様な国籍の学生と学べることはとても刺激的です。英語の授業は週に1度対面で受講しています。
ドイツ文学の授業(写真1)は週に1度あり、言語はドイツ語で受講しています。シュレーゲル兄弟やフレードリヒ・シラー、ハインリッヒ・ハイネなど、ドイツを代表する作家や作品について学んでいます。履修を決める際には授業についていけるのかどうかとても不安でしたが、先生が理解しやすいように授業を進めてくださることや、留学生を対象としていることもあり、楽しんで学ぶことができています。
経済分野の授業は「INSPIRING ENTREPRENEURSHIP Encounter of Economy, Culture, and Politics in Global Business Context」という授業で、英語で開講されています。授業内で取り扱う項目には、日産やコカ・コーラなど、親しみのある企業が事例に出されることもあり、外国から見た日本の経営戦略についても関心を持って受講しています。
授業を通じて、「わからないことはきく」ということ、「とりあえず、声に出してみる」ことはとても大切だと改めて感じています。授業内では英語やドイツ語でのプレゼンテーションなど、難しいことや挫折しそうになることもありますが、クラスメートや先生の力を少し借りながら、少しずつ乗り越えようと励んでいます。
②風邪を引いた時は、、、
風邪を引いた時、日本だと、一般的に風邪薬を飲む人が多いと思います。一方、ドイツでは、ハーブティーを飲むのが一般的です。ドラッグストアやスーパーマーケットで購入することができます(写真2)。価格も1.29ユーロ(およそ180円)と手頃で、種類も豊富にあります。
例えば、
-Schlaf-und Nerven Tees(睡眠と神経)
-Magen-und Darm Tee(胃と腸)
-Erkältungs Tee(風邪)
-Beruhigungs Tee(安らぎ)
-Hals- und Rachen Tee(のど)
-Anti-Stress Tee(抗ストレス)
-Fettverdauungs Tee(脂肪消化)
-Leber- und Galle Tee(肝臓と胆嚢)
など、さまざまな症状に対するハーブティーがあります。また、子ども向けに飲みやすくされたものやスティックタイプのものなども販売されています。
少しドイツの気候について触れますが、ドイツの6月の平均気温は16℃前後と、日本に比べて涼しく日中はとても過ごしやすいです。しかし、寒暖差が激しく、朝方や夜はとても寒い日があったりと、服装に困る日も多くあります。また、ドイツの空気は日本と比べてとても乾燥しています。私は、寝ている間に喉を痛めてしまったり、風邪を引いてしまうことが何度かありました。現地の学生に相談すると、上記のハーブティーをお勧めしてもらい、Erkältungs Tee(風邪)とHals- und Rachen Tee(のど)を購入しました(写真3-4)。とても効果的で、症状はすぐによくなりましたが、味は「良薬は口に苦し」という言葉が思い浮かびます。