①留学中の就職活動
私の場合は実際にインターンや面接を行うことはありませんでした。理由はドイツ留学に集中したかったからです。私は留学の後大学4年生になります。そのため本来であればそろそろ就職活動をしなければなりません。しかし、二兎を追う者は一兎をも得ずという言葉のように、私は同時に留学と就活を進行して行うことはできないなと判断し本格的な就職活動を行いませんでした。もちろん帰国後に就職活動を始めて間に合うかという不安と焦りはあります。それでも私は今ドイツでしかできない体験やその貴重な時間を存分に楽しもうと決めました。
しかし本格的ではないものの、私は就職活動に向けた準備を少し行いました。基本は自己分析です。例えば自分が成長したと感じたことを適宜メモに残しておいたり、カルチャーショックから得た自分の価値観を見つめ直したりしました。そしてどんな企業があるかざっと目を通し、今自分がどの方面の職に就きたいか考えました。マイナビなど就職活動で役に立つアプリを使って実際に自己分析アンケートに答えてみたりもしました。また留学中に就職活動していた日本人に直接話を聞きアドバイスを頂いたりしました。まだまだ就職活動に向けた十分な準備はできていませんが、何もしないよりかは良いと思います。
②ドイツの治安
ドイツの治安について書きたいと思います。一般に、ドイツはヨーロッパの国の中では治安が良い方だと言われていますし、実際治安が良いなと感じることの方が多いです。しかし、大都市の特に中央駅前は治安が悪いです。例えばフランクフルト中央駅の東口前はドラッグ中毒者が多く見受けられました。そのほかにも物乞い、ドラッグ中毒、ホームレスの人達が喧嘩をしている光景も見たことがあります。昼間に外を出歩くんぶんには安全でありますが、日が落ちた後に外出をするのであれば少し注意が必要です。
次に書くのは私が実際に体験した話です。デュースブルク中央駅で朝方に1人で歩いていると、黒人男性に声をかけられそのまま20分ほどずっとついて来られる怖い体験をしました。その当時周りに人が少なく助けを求めることができませんでした。最終的には「警察を呼びますよ。」「ついて来ないでください。」と言って走って逃げることができました。すでにデュースブルクに住んで10ヶ月ほど経ち、朝方だから大丈夫だと完全に気を抜いていました。
他の日本人留学生はケルンで財布をすられそうになりました。観光地は特に人が多く集まりますし、観光客を狙った悪い人もたくさんそこにいます。他には、道を歩いているとき、知らない人に一輪のバラを手渡されお金を要求された事例もあります。知らない土地へ旅行に行く時は、どのエリアが危険か事前に調べておくことが一番安全で安心して行動できる方法だと思います。