Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

デュースブルグエッセン大学
2023年9月号 文学部 H.U

①試験について

前期はドイツ語の授業のみ受講していた上、私が受けていた授業には口頭・記述試験やレポート課題が一切なく、出席と授業毎に出される課題の点数で成績がつけられた。そのためこのテーマに関して私の体験を書くことができない。その代わりとして、友人から聞いた話を書いていこうと思う。

他のドイツ語の授業では試験が行われていたらしく、それは先生と会話する口頭試験やパワーポイントを使ったプレゼンテーション、オンライン上での記述試験など複数の形式で行われていた。試験内容も、教科書からの引用だったり教授が考えたテーマだったりと様々だった。

英語で行われていた経済の授業では、プレゼンテーションと期末レポートと平常点で成績が決まっていた。まずプレゼンテーションは、各個人に教授がテーマを提示し、生徒たちはそれに従って30分以上のプレゼン+30分以上の質疑応答のために準備をする。資料作成の際には、事前に教授から配布されたマテリアルに沿うだけでなく、プラスアルファで自身が調べたことも書く必要があった。話してくれた友人は、日産の社内改革について発表したらしい。

次に期末レポートは、上記のプレゼンで扱ったテーマについて、教授から出された六つの質問についての回答を書いていく形式だった。文字数は具体的に指定されていなかったが、規定のフォントと文字サイズでword一ページ分書かなければならなかった。

その他にも夏季休暇中の課題が出された授業もあったりと、授業によってかなり差異が見られた。どのような試験が出されるかはシラバスに書いてあるため、事前にチェックする必要がある。

②オクトーバーフェスト

9月の最終週に、友人たちと南ドイツのHeidelberg、Rothenburg、Münchenなどの都市を周遊した。世界遺産であるノイシュバンシュタイン城を肉眼でみることが出来たのも印象深かったが、大規模なビールの祭典であるオクトーバーフェストに参加できたのも良い思い出である。

München中央駅に到着した時点で、すでにディアンドルとレダーホーゼを着た人々で溢れかえっていて、周囲の空気がお祭りのワクワク感で満ちていた。会場は移動式遊園地と屋台、そして巨大なビアホールが建っていた。ビアホールはビールの一ブランドにつき一軒建っていて、中ではビールが基本1リットルジョッキで売られている。ビールも料理もかなり高いので、数人で割り勘した。また午後からはビアホールには予約客以外入れなくなるため、午前に向かって先に味わっておくのが良い。7月に行ったキルメス以来の祭りだったので、すごく楽しかった。

オクトーバーフェスト以外にもMünchenやその周辺には美しい観光地がたくさんあるため、もしドイツへ留学・旅行する際には南ドイツへ行くことを強く勧めたい。