Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

デュースブルグエッセン大学
2024年1月号  文学部 H.U

①授業紹介

私がこの冬学期で受けた授業は、ドイツ語B1.2 、Germanistik、Japanese Politicsの三つである。

まずドイツ語は前半が対面授業、後半がオンライン授業というハイブリッド形式になっていて、対面授業はEssenにあるキャンパスで受けていた。EssenキャンパスはDuisburgキャンパスから大学のシャトルバスで20分ほどかかる場所にあり、今までEssenキャンパスに用事がなかったため冬学期になって初めて訪れた。授業は教科書に従ってグループワークやペアワークをこなすのが大半で、前期のドイツ語よりも断然楽しかった。期末テスト代わりにプレゼンテーションがあったが、テーマは自分の地元紹介で時間も数分でよかったため、そこまで苦労する内容ではなかった。

次にGermanistikについてだが、これはドイツの文学作品を分析し、その作品が書かれた歴史的区分や文章形式、内容について考えるという旨の授業である。こちらもドイツ語オンリーの授業で、なおかつ専門的な用語も出てきていたので、ドイツ語の授業よりも難易度がかなり高い授業であった。テストはKlausur(筆記試験)形式で、制限時間120分内でひたすら紙に解答を書いた。授業内容の復習のようなテストかと思いきや授業内容を発展させた試験内容で、かなり難しかった。

最後のJapanese Politicsは英語の授業だった。私がとった英語で行われる授業はこれだけだが、デュースブルク・エッセン大学には経済学や社会学の授業を英語で受けられるため、英語も伸ばしたいという人とっても良い環境である。授業の内容としては、日本の政治の構造などが取り上げられていて、日本人の留学生は政党のCMの解説と時事ニュースのサマライズが主な課題であった。

②今年のドイツの冬

領土全体が北海道よりも緯度が高いドイツであるが、冬の寒さは思っていたほどよりは厳しくなかった。12月や1月はマイナス2~3度まで下がる日もあり、雪も薄く積もったりしていたが、1月の後半くらいから8~12度ぐらいの気温の日が続いていて、比較的過ごしやすくなっている。天気に関しては、からっと晴れる日はたまにある程度で、曇天で雨がぱらついているほうが多い。

ドイツの冬は天気が悪い上に日照時間も8時~16時までと短いため、日光不足で冬季うつ病になる可能性もあるらしい。そのため、dmなどのドラッグストアでビタミン剤を購入して対策するという手もある。12月はクリスマスの年越しという盛大なイベントがあるのであまり気にならなかったが、1月に入ると本当にこれといった楽しいイベントもないため、パーティや旅行などの予定をたくさん入れることをおすすめしたい。