Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

デュースブルグエッセン大学
2025年 4月号 文学部 W.T

渡航・入国について

大阪から出発し、トルコのイスタンブール空港で乗り換え、デュッセルドルフで飛行機を降りました。バディさんが迎えに来てくださり、そこから留学先のデュイスブルグまで列車で行きました。道中、飛行機の遅れなどはありませんでした。しかし、大阪からイスタンブールまでの機内では長時間、狭い席に座っていなければならず、かなりしんどかったです。エコノミー症候群等が心配だったので、時折、トイレの前まで行って体を伸ばしていました。日本からヨーロッパ圏まで行かれる予定の方もエコノミー症候群には十分ご注意ください。また、私は英語が全然できなかったので、乗り換え場所のイスタンブールではどこに搭乗口があるか分からず、かなり苦戦しました。大変恥ずかしながら、一緒にドイツに行く方に助けていただきました。いうまでもありませんが、旅行・留学に行かれる方は最低限度の英語能力を備えて行かれたほうがいいと思います。私は全く不十分でした。
入国後、学生寮に入居するには二週間ほど時間がかかりました。その間、別の宿泊施設に寝泊まりしていました。これには事情があり、入居のための書類を数か月前に書いていたのですが、一項目、私が入力ミスをしており、そのため手続きが上手くいかず入居が遅れました。龍谷大学のグローバル教育推進センターの方に手伝っていただき、何度も問い合わせをしていましたが、渡航直前までなぜ学生寮の入居が上手くいかないのか分かりませんでした。私のミスも大変な不注意に基づくものでしたが、ドイツの役所仕事はかなりドライであるようです。みなさまは十分ご注意なさってください。

オリエンテーション・授業選択について

私は英語とドイツ語を選択しました。本当は自分の専門の学科の授業も取りたかったのですが、ドイツ語能力が全然足りなかったので断念しました。4月の2週目から授業がありました。テキストを買う必要がある授業もあり、配達にも時間がかかるため、余裕をもって履修登録をする必要があります。また、履修登録期間は1、2週間ほどありますが、かなり早く登録しなければ、すぐに定員に達し、登録できなくなる場合があります。授業の登録は確実にしなければならないため、バディさんと一緒に履修登録をされることをお勧めします。私が選択した授業は留学生向けのドイツ語のA2レベルと英語のA2レベルでした。ドイツ語の授業では、開講される前にドイツ語テストがあり、そこでレベル分けをされます。私の参加するドイツ語の授業には、日本人とインド人が多く出席しています。クラス全体の人数は20人ほどで、語学の授業としては少し多いと感じています。教師の方から当てられることは、それほど多くなく、積極的に授業で発言しなければなりません。国際、社会学系の授業はデュイスブルクで、人文系、数理系の授業は隣町のエッセンで開かれます。円安の関係もあり、ドイツの公共交通機関の利用料金はかなり高いです。しかし、大学生や留学生はドイツ全土のバス・電車・地下鉄を無料で使えるチケットを使用することができるので、デュイスブルク―エッセン間を通学するときも問題はありません。