Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

デュースブルグエッセン大学
4月号 法学部 法律学科 M.S

同じ寮に住む人にご飯を振舞っていただいた写真。 Duisburg Hauptbahnhof

オリエンテーションについて

 デュースブルグ・エッセン大学のホームページに、学生IDの作り方や語学の授業の取り方などをまとめた動画が掲載されていた。その動画はすべて英語で説明されていた。キャンパスツアーについては、ホームページから予約をして案内してもらうことができた。

 また、大学が運営するカフェで19時からウェルカムパーティーが開催された。そこには様々な国の新入生や上級生が沢山集まっていた。このパーティーは、無料で提供されたウェルカムドリンクを片手に会話を楽しむというシンプルな内容であったが、私には言語の壁というものを強く感じ、とても緊張した。ドイツ語も英語も言葉が出ずに、ただ笑ってその場をやり過ごすことがあり、とても悔しかった。自分が相手に伝えたいことが伝わらず、会話に困った経験は初めてであったため少し落ち込んだ。しかしこの悔しい経験をバネに今後の語学上達へとつなげていきたい。

 日本の学生はドイツに到着してからVISAを所得するため、ドイツで銀行を開設することやドイツの保険に加入するなど手続きが多くあった。これらの手続きはすべてバディーと一緒に行うため心配はなくスムーズにことが進んだ。

自由テーマ

 今月を振り返ってみると一番初めに頭に浮かぶのは、周りの方々への感謝であった。それには様々な感謝があった。まずはドイツで初めて一人暮らしを経験していく中で洗濯や掃除、料理を毎日行う大変さを学び、より一層母への感謝の気持ちがこみ上げてきた。日本に住んでいた時よりも連絡を取り合うことが多くなり感謝の言葉も沢山伝えることができた。

 また、バディーにも感謝でいっぱいである。なぜなら、大学入学するための手続きや寮の申し込み、買い物の仕方までサポートしてくれた。もしバディーが居なかったら毎日不安を抱えながら過ごしていただろう。

 最後に、同じ寮の人達への感謝も沢山ある。例えば、寮の中ですれ違う時は全員が笑顔で挨拶を交わす。挨拶をするだけで気持ちが良くなることがわかった。また、寮のキッチンで料理をしている際に沢山の住人に話しかけていただき、その上料理までも分けてくれる素敵な人達が集まる場所であった。そこで仲良くなった友達と週末パーティーをしたり、知らない街を案内してくれたりしてとても親切にしてもらった。こんなに沢山の優しい人達が周りに居て、自分が恵まれた環境で留学生活をすることができていることを実感した。