Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2015年2月号 国際文化学部 S.T

【試験について】 フィンランドの大学の試験形式はかなり独特です。学生はそれぞれの試験を最大三回まで受けることができ、出席や課題などを総合した五段階の評価を受けます。五段階のうち最低ランクでも評価を受けることができれば、その講義の単位を取得することができます。つまり、まともに授業さえ受け課題をこなせば、単位を落とすことはまずあり得ないということです。また、試験を課さない代わりにディスカッションやプレゼンテーションで評価をする講義も多くあります。日本のような試験期間は定められておらず、基本的に受講している講義の最終日以降に試験を受けることになります。

 

【極寒フィンランド】  日が少しずつ長くなってきているものの、気温はまだマイナスを記録しています。マイナス20度を下回る日もありました。しかし、体感気温そのものはそれほど寒くは無く、生活に支障はありません。雪こそ腰の辺りまで積もっていますが、道路の上はきちんと雪かきがされており、通学や買い物に出掛けることが問題なく可能です。フィンランドに来る以前は、冬が来る前にスキーウェアのような厚めの上着を購入しなくてはならないと考えていましたが、日本から持参した薄いコートであっても十分フィンランドの冬に対応できます。日常生活の上で、気候の心配はさほど必要ありません。