【現地の学生、友人について】
教育大国と呼ばれているフィンランドだけあって、フィンランドの学生は勉強熱心だと感じることが多々あります。例えば言語においていえば、フィンランドの学生はみんな当たり前のように、とても流暢に英語を話します。英語以外にもスウェーデン語やドイツ語、日本語、中国語など三ヵ国語以上を話せる人がほとんどです。以前、日本語を勉強している学生に持ち歩いているノートを見せてもらったのですが、漢字が読み方や熟語と一緒にびっしりと書かれていてとても驚きました。フィンランドの学生は「真面目」というよりも、学ぶことに慣れているというか、自分の興味や好奇心、向上心のままに勉強しているように思えます。そんな彼らを見ていると、尊敬の思いがこみ上げると同時に自分も頑張らないと、といつも思います。
【北欧デザインについて】
「北欧デザイン」という言葉を日本の雑誌などでよく見かけると思います。シンプルながらもユニークで温かみのある北欧デザインはファッションだけでなく、雑貨やインテリアまで幅広く使われる言葉です。私自身デザインについて全く詳しくないのですが、お邪魔した家のインテリアや、ロヴァ二エミで泊まったスタジオ、お店にならんだArabiaやiittalaの食器を見ると、おしゃれだな、これが北欧デザインなんだなと感じます。日本でも人気があるウニッコ柄で有名なmarimekkoは、フィンランド生まれのブランドです。ヨエンスーで生活していると、大学生はもちろんのこと、ちいさな子供からおばあちゃんまで、マリメッコのアイテムを取り入れたおしゃれな人をよく見かけます。