オリエンテーションについて
私の留学している東フィンランド大学では、9月の4日から6日の3日間にかけてオリエンテーションが行われました。会場は世界各国から数百人もの留学生で埋め尽くされていました。私はめったに見ることのないこの光景に少し興奮し、同時に東フィンランド大学がいかに国際的かということに驚きました。一日目のオリエンテーションの内容は、まず午前中に学校の紹介、履修登録の仕方やアパート内でのルールなど。昼休憩をはさんで、ヨエンスーの紹介(気候や移動手段など)、最後に警察職員の方による安全指導でした。もちろんすべて英語で、履修登録では日本と違い登録は先着順で、締め切りも授業ごとに異なるなど、もしこの場で理解しなければ後々困るような情報も多くありますが、どれもとても分かりやすく話してくださいました。二日目は午後からのみで、学生団体の紹介でした。イベントの紹介など聞いてるだけでとても興味深い内容でした。三日目は診療所の利用の仕方や、独特な気候による鬱病対策の説明、図書館の利用方法、休憩をはさんでフィンランドの社会や歴史の紹介でした。その後日にも学部別のミーティングや、学校主催のGet to Know Each Other Partyがあったりと、かっちりとしたものでなく、全体的にフランクな雰囲気でした。
今月の22日、ルームメイトの勧めで僕の誕生日会を僕の部屋で行いました。日本からきている留学生も含めて30人近く来てくれました。以前からルームメイトや友人に日本食(特に寿司)を食べたいといわれていたので、その日の昼から日本人の留学生にも手伝ってもらいながら寿司と肉じゃがとから揚げを作りました。他府県からきている日本人留学生ともより仲良くなれた気がしました。留学において、もちろん外国人の友達を作るのも大切ですが、同じ言語をしゃべる人と仲良くなっておくことも、いい息抜きになるので私は重要なことだと思います。パーティー中には、友人やルームメイトから日用品や、防寒具や、ケーキなどたくさんプレゼントをもらい、料理も美味しそうに食べてっもらって、特に肉じゃがが好評だったのが、寿司だけでなく日本食はやはり外国からしても美味しいんだなとうれしく思いました。一生に一回の二十歳の誕生日を留学中に迎えることができ、さらにたくさんの友人と楽しくすごせたことをとてもうれしく思います。