Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2017年9月号 国際学部 R.F

≪オリエンテーションについて≫

今年度は9月4日から6日までの三日間で、留学生向けのオリエンテーションが行われました。内容は、授業案内、履修登録、大学施設(保健サービスや図書館)の案内、フィンランドの生活や歴史についてでした。すべてのプログラムがスライドや動画を使ったわかりやすいプレゼンテーションで、楽しんで参加できました。

履修登録については、WebOodi,Moodle,Lukariという3種類のITサービスについて詳しい説明が行われ、龍谷大学のものとは少し違い、段階が多くやや複雑で、実際登録するのに時間がかかりました。登録期間が授業ごとに異なり、気づいたころには定員になっていることもあるため、その時は教授に直接メールすることを勧められます。私も何度か交渉や質問をして登録していきました。

フィンランドで生活していくにあたって注意すべきこととして紹介されたのが、冬場の日照時間の短さによる、気分の低下です。オリエンテーションで伝えられるほどなので、この留学生活に大きく関わってくるのだろうな、と不安を感じています。フィンランド人のほとんどが鬱対策にビタミンDを摂取しているといい、確かにどのスーパーへ行ってもサプリメントを見つけることができるため、生活必需品であることを実感しました。

 

≪渡航前の準備について≫

渡航までに最低限必要な準備を少し書いておきたいと思います。

まず書類関係では、派遣決定後、履修に関する書類を提出し、5月末ごろにUEFから受け入れ許可が下りたら、アパートの入居オファーの手続きを行います。その後、在留許可(ビザ)申請に向けて他に必要な書類を揃えていきます。在留許可申請は、あらかじめweb上で必要事項を入力した上で、東京の在日フィンランド大使館へ行き、書類確認と面接を受けたら完了します。

各書類を申請するのに何が必要か、そして入手までにどのくらい時間がかかるのかを順を追って把握しておくと、戸惑わずスムーズに終わらせていくことができると思います。

この他には航空券の購入、フィンランド到着後に電車を使う場合はそのチケットの予約、そしてクレジットカードや携帯電話(SIMやWi-Fi環境)にまつわる手続きを、各自で早めに準備しておくといいと思います。ネットで検索したり、UEFに留学していた先輩に相談するなどして、自分にとってベストな方法を見つけてください。

最後に、語学力について。渡航前にできる限りの努力をしておくべきだと強く感じています。たとえ必要なスコアを持っていたとしても、現地の授業についていけるという保証にはならないと思うからです。

限られた期間をどれだけ有意義に過ごせるかは、全部自分次第だなと思うので、準備期間から計画的に動くことをおすすめします!