Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2017年4月号 国際学部 M.Y

 

*現地の学生・友達について

東フィンランド大学では、留学生は留学生向けに英語で開講されている授業しか取れないため、フィンランド人の学生と授業を受けることはほとんどなく、あまりフィンランド人の友達ができなかったのが、少し悲しい点ではあります。私の場合、先学期のフラットメイトがフィンランド人で、とてもフレンドリーな子だったので、シナモンロールの作り方を教えてもらったり、一緒に寿司を作ったりしました。また、ランゲージカフェでフィンランド人の学生と交流する機会もあります。フィンランド人の学生は補助金がもらえるため、日本のようにバイトをしている人がほとんどいないように思います。一人暮らしや、ルームシェアをしていて、猫や犬などペットを飼っている人も多くいて、驚きました。シャイといわれるフィンランド人ですが、逆にとってもおしゃべりな人もいます。
東フィンランド大学では色んな国から学生が学びに来ています。みんなとっても真面目で、積極的に講義に参加し、発言しています。ヨーロッパ人はお酒を飲んでクラブに行くのが好きみたいで、毎週のようにパーティをしており、文化の違いを感じました。食事や食べる時間なども、欧米とアジアではやはり全然違います。私の今期のフラットメイトはセルビア人とインド人で、特にインド人の子とよく話すのですが、インドの宗教による結婚観や女性の立場などの話を聞いた時は、想像以上に厳しく本当にびっくりしました。このように留学は様々な国の文化に触れることが出来るだけでなく、日本について紹介する中で自分の国を客観的に見ることができるようになる良い機会だと思います。
セルビア人(まんなか)インド人(右)のフラットメイトと。

*最近の気候について

4月29日現在、なんと窓の外は吹雪いています。今年は真冬は例年より暖かかったにも関わらず、冬が長引いているそうです。4月になって、だいぶ雪も溶け、久しぶりに地面が見えるなあと思っていたのもつかの間、今週は吹雪の日が多く、積もったり溶けたりの繰り返しで、いつになったら春が来るのかなあと疑問に思う毎日です。。雪は降り止みませんが、確実に日の長さは伸びて来ており、クリスマスあたりは日照時間が一番短くて、たったの5時間だったのですが、今は朝4時頃にはもう明るくなってきて、夜9時になってもまだ暗くならないという具合です。この短期間ですごい変化です。日本はここまで極端ではないので、初めてのことに体がうまくついてこれてなくて、1日がすごく長く感じたり、疲れやすかったりします。環境が与える影響の大きさをしみじみと感じています。