環境について
今月のテーマは環境ということなので、ヨエンスーの町のようすや現時点でのヨエンスーの気候などについて書こうと思います。大学の授業や施設については、他のマンスリーレポートを参照していただければ概ね把握できると思うのでここでは説明を省かせていただきます。
ヨエンスーはこぢんまりとした町で、大学とショッピングセンターが多く集まる町の中心部が近く、非常に便利だと思います。また町の中心に行けば、生活に必要なものはほとんどそろえることができるので、買い物で困ることはあまりないと思います。田舎で何もないところだという人もいますが、私自身都会育ちではないため十分事足りているという印象です。
買い物に関して日本と大きく違うと感じた点は、会計時の決済方法です。フィンランドではほとんどの店がカード決済に対応しており、現金を使っている人はあまり見ません。またサービスによってはカードまたはオンラインでの支払いにしか対応していないものもあるので、留学前にそういったものに慣れておくと戸惑うことも少ないと思います。
次にこちらの気候についてですが、今年は例年に比べ非常に気温が高いようであまり参考にならないと思います。しかし日の出と日の入りの時間に関しては、例年と同じことが言えます。夏至を過ぎると日照時間が短くなるのは当然ですが、やはり日本に比べ一日過ぎるごとに如実に日没が早くなっていきます。10月末になるとサマータイムが終わるのでさらに早く感じると思います。私の体感ですが、外が暗くなると体内時計が狂いやすくなるので、生活リズムを崩さないようにするのに苦労します。そのため日本にいるとき以上に、食事や就寝の時間をしっかりと定めて行動することが重要になってきます。
サンクトペテルブルク旅行
このツアーは大学と旅行代理店によって企画されており、比較的安い値段で参加できるものでした。一般的には日本国籍の人がロシアを訪れる際はビザが必要なのですが、このツアーはビザが無くてもロシアに渡航できるというものだったので、良い機会だと思い参加しました。ツアー全体は4泊5日でしたが、初日と最終日はフェリーとバスによる移動のみだったので、実質サンクトペテルブルク観光は3日間のみでした。
サンクトペテルブルク1日目は、市内のバスツアーとペトロパヴロフスク要塞を訪れました。夜には運河クルーズに参加し、船の上から美しい夜景を楽しみました。
2日目は市内から少し離れたエカテリーナ宮殿にバスで訪れました。建物の内装は、ヴェルサイユ宮殿の鏡の間を思わせる美しい装飾で彩られていました。その後15時頃に市内に戻り、自由行動となりました。
3日目はエルミタージュ美術館と大聖堂を巡るというものでした。美術館は前日の自由時間にも訪れていたので最低限は鑑賞できたと思います。
ツアー自体は滞在が3日間ということもあり終始駆け足でしたが、ガイドによる解説と時間効率の良いプランのおかげで非常に充実した旅行となりました。