グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2019年11月号 文学部 R.I

今回のマンスリーレポートでは留学していて感じたカルチャーショックと、自身の卒業論文のテーマについて書きます。

 

カルチャーショックについて

フィンランド人と日本人は性格的に似ているといわれることが多く、留学前までの認識ではそこまで文化的な差はないと聞いていました。ですが、住んでいると似ているところよりも違うことのほうが強く感じるようになりました。一番感じているのが、英語への意識の持ち方の違いです。フィンランド人だけでなくヨーロッパの先進国から来た留学生たちも、英語を使うことに何の違和感もないのではないか、と感じるほど普通に英語で話ができます。それでも同じ国の人がいる場では、どうしてもその母国語が出てしまいがちになるのですが、ドイツからの留学生はその場に他の国から来た人がいると、ドイツ語は一切使わずに英語だけで話してくれます。このことは自分にとってとても見習うべきことだと感じ、何度か日本人の友人と試したのですが、つい楽な日本語を使ってしまい、うまくいきませんでした。ドイツ人の友人には、小学生のころから英語の授業がありそこでは英語でみんなしゃべっていたので、それがどこであっても問題はないからだと言われました。自分は会話していてより楽だと感じる日本語を日本人の友人には使ってしまうので、このドイツ人たちと自身の差には驚嘆しました。

 

卒業論文について

フィンランドへ留学したもう一つの理由として、卒業論文のテーマとして「世界一幸福度の高い国」ということを自身の研究と比較して研究しようと考えたということもあり、フィンランド人の友人や関連する授業でのディスカッションでは、幸福感が高い理由としてどのような理由が考えられるかということをよく話し合うようにしています。すると、多くのフィンランド人は、なぜ1位なのか分からないということをたびたび言います。しかし、幸福度が高いと考えられる原因として考えられることは、行き届いた福祉サービスや高い教育水準にあるということがよく言われています。そんな中である友人からは、家族や周りの人との関係性が一つの要因だと思うと言われました。私はこの友人の一言がとても気になり、そこからどういった関係性の差異が日本とフィンランドであるのかということを調べている途中です。このように、ふとした会話からいろいろな新しい疑問に出会い学習できることは大学生活の醍醐味であると感じています。