Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2019年1月号 国際学部 T.Y

<日本から持って来てよかったもの>

1.ヒートテック上下―ご存知のようにフィンランドの冬は世界でもトップクラスに寒いです。実際ヨエンスーでは最低気温が-30℃を下回ることもあります。そのため、ヒートテックは必須になってきます。ヨエンスーではユニクロがなくヒートテックのような防寒用の下着はとても高いので、ヒートテック上下で5~7着ほど持っていくことをおすすめします。

2.電子レンジでお米を炊ける炊飯器―フィンランドではジャガイモやパンを主食にする人が多く、炊飯器を手に入れることはかなり難しく、鍋で炊くことに。そのためフィンランドでもお米を食べたい人は、日本から電子レンジでお米を炊ける炊飯器を持っていくことを強くお勧めします。ちなみに日本米はとても高いので、玄米かジャスミン米を食べることになると思います。

3.お箸―これは人にもよりますが、普段からお箸をよく使う人は持っていくことをお勧めします。

4.スマートフォンを自転車に着けるスタンド―ヨエンスーで生活するうえで、自転車に乗る機会はかなり多いと思います。しかし土地勘がない初めのころは、グーグルマップを見ながら自転車に乗ることが多いと思います。そのため、スマートフォンを自転車に着けるスタンドを持っていくと役立つと思います。

5.ルーズリーフ―フィンランドではノートしか売られていないので、ルーズリーフを勉強で使う人は、持っていくことをお勧めします。

6.就職活動用の書物(必要な人だけ)―留学する人の中には帰国後すぐに就職活動を始める人もいると思いますが、そういう方は最低限必要な本を持っていくと役立つと思います。実際私は就活に関する本だけで4冊持っていきました。

7.洗濯用の網―洗濯をする際に網を使う人も多いと思います。しかしフィンランドでは、網を使って洗濯する文化がないため、網は手に入りません。

 

<一年で一番寒い1月の天気について>

その年により異なりますがフィンランドでは1月が基本的に最も寒くなります。首都のヘルシンキでは1月でも-8℃ぐらいなのですが、ヨエンスーでは-25℃ぐらいの日が続きます。この温度に関してはイメージできる人も少ないと思いますが、-15℃以下は外を歩くだけで持っている水筒の中の水が凍ります。

しかし、私の意見としては最も辛かったのは気温ではなく、日照時間です。1月中の平均的な日照時間は朝9時頃から昼の3時までの8時間だけです。日照時間が短くなると、色々と日常生活に変化が現れてきます。例えば、この時期は睡眠時間が異様に長くなります。私は実際疲れてもないのに、12時間以上寝てしまったことが何度かあります。この現象はフィンランド人にもよくあるそうです。寝すぎると夜に寝れなくなり、結局朝も早く起きれなくなってしまうので、悪循環で体のサイクルがおかしくなります。

さらに1月の後半から授業が始まるので、フリーな時間が多いため、自分で体調管理をしないと体調を崩したり、精神的に病んでしまったりするため、格安で使える大学のジムに行くなどして何とか外に出る目的を作り外に出ることが大切になると思います。

-25℃の中BBQをした際の写真