Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2022年11月号 国際学部 Y.Y.

1. 授業紹介

 東フィンランド大学では2つのキャンパスがありますが、理系と文系で分かれているという印象はなく、理系の学生の子との交流もあります。授業に関しては心理学の授業では先生から課題を与えられ、それについて自分で詳しく論文を探したり、先生から指定された本を読んでエッセーを書くという授業スタイルが多いです。Small Group Counsellingという授業では6、7人しか受講生徒がいないので講義形式ではなく様々なエクササイズを通して学んでいます。心理学の異なる授業であっても重複している範囲や分野も多いので復習という形で各授業ごとに知識が深まっている気がします。また、各授業ごとにその範囲を他の新しい分野と結びつけるため面白いです。Exploring Education in Finland from Theoritical and Practical Perspectivesという授業では数人のグループを作って東フィンランド大学以外の学校へ学校見学へ行き、そこでの見学や発見をもとにグループプレゼンとレポートを提出するというものです。他のグループの発表を聞いていると幼稚園から他大学まで様々な学校へ行き、それぞれがユニークな発見をしており、とても面白い授業だと感じました。各学校ごとの取り組みや学習スタイルも異なるため勉強になります。

2. 気候について

 私の住んでいるヨエンスーという町でも10月後半からマイナスの気温を観測し始め11月中旬に雪が積もりました。東フィンランド大学で去年から学んでいる友達によると例年よりすごく遅い時期での積雪の観測らしいです。今まであまり積雪に馴染みがない私にすると最初はすごくテンションが上がりました。ハロウィンが終わったあたりからすっかりクリスマスの雰囲気になってきました。雪の上を自転車で移動するのはすごく大変で何回かこけてしまいましたが、そのことも友達と話して笑い合っています。11月後半の最近ではあまり雪は降らず、積雪は前ほどはないですが、マイナス10度まで下がることも度々あり、寒さと毎日戦っています。また、フィンランドでは夏は日照時間が長いものの冬になると日照時間が短くなり、曇りの日も多いためこの気候に慣れてないので少しきついです。しかし、先生たちはそのことについてこの時期の乗り越え方や12月への楽しみを授業の最初に少し話すなどとても気にかけてくれます。また、12月に旅行をする予定なのでその旅行計画を立てたりと楽しみを持ってこの時期を乗り越えようと思っています。