Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2022年9月号 国際学部 Y.Y.

①オリエンテーションについて

今年のオリエンテーションは1日、2日、5日の3日間に分かれており、1日、2日はオンラインで5日は対面で行われました。1日、2日のオリエンテーションでは大学のサイトの使い方や学生登録の仕方、災害が起こった際の行動などについて説明を受けました。東フィンランド大学では授業のインストラクションや資料を載せるサイトが2つあり、また履修登録をするサイトがもう1つ別にあるので少し困惑しました。ISYYと呼ばれる学生団体が存在し、ほとんどの学生が構成員となっています。ISYYに加入することでのメリットや加入方法などもこの2日間で説明を受けました。他にはフィンランドで生活する上でのルールや規則についても説明を受けました。フィンランドでは車も右側通行なので自転車に乗るときの右側通行が原則ということやゴミの分別について細かい説明を受けました。5日は対面で実施され始めて多数の交換留学生と会いました。5日のオリエンテーションでは数カ国で生活経験のある先生からフィンランドで快適に生活する上での秘訣やフィンランド人の性格や傾向についてのレクチャーを受けました。これは堅苦しいものではなく、交換留学生がフィンランドという慣れない環境でいかにすぐに慣れるかや過ごしやすくなるかを考えてのレクチャーでした。この時に初めて交換留学生が多様な文化や国から来ているのだと実感しました。

 

 

 

②ヨエンスーという町について

留学する前から聞いていたりネットで見たように東フィンランド大学が位置するヨエンスーという町は緑が溢れています。私の暮らしているアパートから大学までは歩くと1時間以上かかるためこの町では自転車を使うことが頻繁にあります。フィンランドへ来て5日目ぐらいに自転車をレンタルしに行こうとお店へ行ったのですがもうすでに売り切れでした。しかし、フィンランドではセカンドハンドショップやSNS上で中古品を安く買うことができるためレンタルより安い価格で手にすることができました。フィンランドのこの中古品の売買は売却者も購入者もメリットがあり、捨てるものも少なくできるためとても理にかなっていると感じました。アパートから歩いて30分程度で湖に行くことができ、また緑が多いということもあって多くの人がランニングやウォーキング、サイクリングをして楽しんでいます。これはヨエンスーに限ったことではないかもしれないですが、全てと言っていいほどほとんどの車が歩行者や自転車が道路を横断する際に止まって譲ってくれます。街の中心には大きい川が流れており、学校へ行くにはその川にかかっている橋を渡るのですが、晴れている日はとても気持ちよく自転車を漕いでいます。しかし、知り合いのフィンランド人によると、冬は風などでその橋を渡るのは凍えそうになるそうです…ちなみに9月の時点で最高気温が1桁台の日もあるなどすでに寒いです。