Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2023年4月号 国際学部 S.Y

現地の学生、友人について

交換留学生は、英語で実施されている交換留学生用の授業を履修しています。なので、授業を通して、様々な国の友達を作ることができます。また、ESNのイベント(主に交換留学生用の行事)もたくさん行われるので、友達を作る機会はたくさんあります。先月のレポートでも書きましたが、私は、スポーツクラブに参加していたので、そのクラブを通して、フィンランド人の友達も作ることができました。

私が出会った友達は、本当に優しい子ばかりで、友達の母国を訪れたり、一緒に旅行に出かけたり、帰国後も電話をするなど、一生の友達を作ることができました。私は、英語が苦手で、自分の思っていることを100パーセント伝えることができず、もどかしい気持ちも何度も味わいましたが、私の話に最後まで耳を傾けて話を聞いてくれました。また、友達が英語の表現やスラングも教えてくれたので、その都度メモを取って、自分のボキャブラリーを増やしていました。最初は、英語が話せないと友達ができないと不安を抱いていましたが、そのような恥じらいを捨て、フレンドリーに話しかけるように心がけていました。

世界の共通語はもちろん英語ですが、英語以上に「笑顔」と「温かい気持ち」が何よりも大切だと実感しました。また、英語力を伸ばすためには、いかに人と話すかが大切だと実感しました。帰国前に、久しぶりの友達と会って一緒にご飯を食べていた際、友達が、「会話もとても弾むし、英語の発音も良くなっているね」って驚いてくれて、とても嬉しかったです。

 

イースターホリデー

イースターホリデーは、日本ではない休暇なのでとても特別感があり、毎日とても充実していました。友達と、イースターエッグをペイントし、イースターパーティーを開催しました。また、4月でもまだまだ雪が残っていたので、カントリースキーもしました。

留学中にやりたいことリストを作っていたのですが、その項目の一つが、一人旅だったので、一人旅にも挑戦しました。一人旅では、スイス、イタリア、フランスに行きました。イタリアはローマとベネチアに行きました。ローマは少し治安が悪かったですが、スリにあうことはなかったです。しかし、夜道は歩かないようにしていました。歴史的な街並みが多く、行きたい場所全てを観光することができました。また、イタリアで食べたピザとパスタは一生忘れません。

スイスでは、ホステルに宿泊したのですが、そのホステルで、台湾、ベトナム、韓国の子と友達になり、その友達と共に行動しました。スイス旅行の一番の目的は、マッターホルンというアルプス山脈を見ることで、高山列車に乗って、山頂を目指しました。帰りは、お金を節約するために、雪山を歩いて下山したのですが、体が雪に埋もれて抜けなくなったり、道に迷って、高山列車の線路を歩いて帰るなど、ハプニングだらけでしたが、今となってはすべて笑い話になりました。しかし、雪山を下山するという少し無謀な経験ができたのは、4人旅になったからこそだと思います。スイスで出会った友達とは、4日間だけしか共に行動をすることはできませんでしたが、濃厚な時間を過ごすことができました。次は、この4人で台湾と沖縄で会う約束をしています。

フランスでは、パリに住んでいる友達に会いに行き、パリを案内してもらったり、友達のバイト先を訪れたりしました。久しぶりの再会だったので、たくさん話すことができ、とても充実した時間を過ごすことができました。

このヨーロッパ一人旅を通して、新しい友達にも出会うことができ、普通の旅とはひと味違う旅を満喫することができ、非常に良い経験ができました。

残り一か月間しかない留学生活、ラストスパートをかけて、頑張ります。

フィンランドで見る夕日は格別です。

4月ですが、フィンランドではまだまだ寒い冬です。

イースターエッグをペイントしました。