Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2023年12月号 国際学部 A.Y

①治安、危険を感じたこと、トラブルについて

 ヨエンスーで過ごし始めて4ヶ月目に入りますが、危険を感じたことは一度もありません。また、治安についてですが、個人的には日本と同じくらい安全だと感じています。一度スーパーで酔っ払った人が暴れているのを見ましたが、それくらいです。ヨエンスーにはシャイな人が多いですが、困った時には助けてくれる優しい人も多いです。バスの乗り方がわからず、大雨の中キャリーケースを2つを引いて歩いていたら、犬の散歩をしていたおばあちゃんに「助けてあげたい」と声をかけられたり、車に乗っていた人から「送っていくよ」と言われたり、今考えてみると、本当に多くの人に助けられました。もちろん陽気で面白いフィンランド人もいます。私と友達が一緒にバスに乗っていたら、運転手が話しかけにきてくれました。その人は英語をあまり話すことができなかったのですが、ジェスチャーを使って会話をしてとても盛り上がりました。また、夜遅い時間のバスに乗っていた時、運転手が「サンドウィッチ屋が閉まってしまうからあそこでサンドウィッチ買ってきてもいい?」と聞いてきた時は大爆笑してしまいました。バスの運転手はこのような性格の方が多いように感じます。そのためかはわかりませんが、バスは時間通りに来ないことが多く、朝のバスに関しては来ないこともあります。私はそれで電車代、飛行機代、ホテル代全てを無駄にしてしまったので、朝のバススケジュールを信用してはいけません。

②フィンランド以外の国の治安、危険を感じたこと、トラブルについて

 フィンランドの治安は上に書きましたが、その他のヨーロッパの国は治安はどうなのかを私の経験とともに紹介したいと思います。私はフィンランドに来てからベルギー、デンマーク、エストニア、フランス、ドイツ、ラトビア、ルクセンブルク、オランダ、ノルウェー、スペイン、スウェーデン、イギリスと多くの国を旅しました。その際、服が入ったリュックと財布やスマホなどが入った貴重品類を入れる小さいバッグに分けて、後者は体の前側、さらに服の下にかけるというスリ対策をしていました。しかし、バルセロナを観光してる際に、少し怖い目に遭いました。急に後ろでジージーと音がしたので、気になって何度も振り返りったところ、男性2人組が私のリュックのジッパーを開けて何かを盗もうとしていました。幸い何も取られずに済んだのですが、アジア人は狙われやすいと聞くので注意してください。私の韓国の友達はマドリードでバスに乗ってる時に、大きいキャリーケースごと盗まれて警察署に行っていました。また、夜中に出歩くのも危ないと思います。私は夕方にホテルには帰るようにしていたのですが、ホテルの前でウロウロしている人を見かけたり、薬物を吸っているような人がいたりと、治安がいいとは言えないからです。ホステルは安くて便利なのでおすすめですが、利用する際は貴重品を寝る時も手放さないくらいの危機感を持っていた方が良いと思います。

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