Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2023年9月号 経営学部 H.N

①ビザについて・渡航・現地での留学先までの移動について

フィンランド留学にはビザが必要です。オンライン申請、大使館訪問、本人確認と支払という流れです。私は、オンライン申請を7月上旬に行い、大使館の予約をしました。大使館の予約は約2週間後が最短と言われました。なので大使館に7月末に行き、8月の2週目ごろ在留カードを受け取りました。ビザ申請は、手元にカードが届くまでに1か月程かかった人もいるので、早くすることをお勧めします。分からない事が多く、私はオンライン申請に意外と時間がかかりました。

私は初海外だったので、エージェントに航空券やホテル等の手配を依頼しました。お金がかかりますが、留学に対する不安を軽減するために利用して良かったと思います。ヘルシンキからヨエンスーへの乗り換えの時間が2時間程で、その上入国審査や荷物検査に時間がかかりました。そのためヨエンスーへ向かう飛行機に乗ったのは出発の数分前でギリギリでした。到着後、キャリーケースが届かずロストバゲージに遭い、すぐに遅延手荷物届をオンラインで行いました。私のキャリーケースの一つはその日の夜に無事届きましたが、もう一つは到着4日後に見つかりアパートに届けてもらいました。荷物が届くまでに買った物は航空会社や旅行保険会社から補償や保険が下りるので申請しました。空港からシティーセンターまではバスが出ていますが、この一件でバスを逃し3人でタクシーでホテルまで行きました。乗り換えの時間にもう少し余裕を持たせた方が良かったなと思いました。

ヨエンスー内のバスはWaltti Mobiliというアプリを使います。アパートまでバスで行けます。しかし、私はバスの乗り方が分からず何本かバスを逃していると、親切なフィンランド人の方が車から声をかけてくださり車でアパートまで送ってくださいました。

②オリエンテーション・授業選択について

オリエンテーションは、1、4、5日に行われました。1、4日はオンラインで、5日は対面で行われました。学生登録の仕方や学校、ISYYという学生団体についての説明を受けました。5日のオリエンテーションは対面で、フィンランドについての説明を受けました。ジョークなども交えつつ楽しい雰囲気の会場でした。その後UEFにある様々な学生団体が説明を行っていました。日本の大学の新入生歓迎会のような感じでした。そこでいろんな情報を得ることができました。また、留学生が集まっていたので友達を作るいい機会になりました。7日にはシティーオリエンテーションがあり、街全体で行われ、グループでスタンプラリーみたいなのをしながら街を練り歩くものでした。日本ではできないことなのでとても楽しかったです。

授業選択についてですが、履修登録期間や開講期間がコースによって異なります。龍谷大学では経営学部に属していますが、フィンランドでは教育学を中心に授業を取っています。龍谷大学のポータルサイトのようなUEFの履修登録サイトがあり、そこで行います。一部のコースを除いて自分の学部の科目以外でも興味のあるコースをとることができます。なので教育以外に、心理学や社会学のコースも取っています。比較的自由に履修できるので履修計画を立てる際に、他のコースも見てみるといいかもしれません。

・9月に行われたハイキング

・シティーセンターの市場の様子