Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2024年3月号 国際学部 A.Y

①カルチャーショックについて

 私がフィンランドで生活して経験したカルチャーショックは、フィンランド人はお酒を飲んだら人が変わるということです。フィンランド人と日本人はどちらもシャイで似ていると言われていますが、そう言われているのが嘘かのようにフィンランド人はお酒を飲んだらフレンドリーになります。そのため、フィンランド人と仲を深めたいのなら、お酒を一緒に飲むことをおすすめします。フィンランドは寒い気候のせいか、お酒が好きな人が多く、ほとんどの人がお酒に強いので、お酒に飲まれないように気をつけてください。また、ペットボトルを返却したらお金が返ってくるところや電車にペット、自転車専用車両があるところ、ベビーカーを押している人はバスが無料になるところなども個人的にカルチャーショックでした。やはり日本よりもヨーロッパの国々は環境へ配慮する取り組みが進んでおり、特にフィンランドでは福祉サービスも充実していることを改めて実感しました。さらに、フィンランド人は雪の積もった冬でも自転車に乗ることに驚きました。日本では考えるだけでも危険だと思いますが、彼らは慣れているのか、結構なスピードを出して乗っているので、見ているこっちが心配してしまいます。

②3月の旅行について

 私は3月に友達と5日間の旅行に行ってきました。イタリアのミラノ、コモ、そしてスイスのルガーノを訪れたのですが、とても素晴らしく、おすすめしたい場所なので紹介したいと思います。まず、私たちはフィンランドのラッペーンランタ空港からライアンエアーという格安航空会社を利用してイタリアのベルガモ・オーリオ・アル・セーリオ空港まで向かいました。私たちは宿泊費用を抑えるために、ミラノではなくコモに宿を取り、コモを拠点にミラノとルガーノを行き来しました。コモは有名な観光地ではないですが、自然豊かで特に湖が有名な場所です。コモで一泊した次の日には、スイスのルガーノを訪れました。ルガーノはイタリアに近いので、イタリアの雰囲気を残した自然に囲まれた街という印象でした。物価は高かったですが、山、湖が美しく、また、フィンランドではまだ訪れてない春を感じることができたのでとてもよかったです。次の日はミラノに行きました。もちろんピザ、パスタを食べましたが、さすが本場という味で今まで食べた中で一番美味しかったです。ジェラートに関しては、暑かったということもあり、3回も食べてしまいました。おしゃれで明るい人が多く、スーツを着たおしゃれな男性から通りすがりにウインクをされたのはイタリアらしいと思いました。どこも素敵な場所だったので、機会があればぜひ訪れてみてください。

 

ルガーノ

 

ミラノのドゥオーモ大聖堂

 

ピザ