Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2026年2月号 国際学部 H.K

2月号では、【試験について】と【ロヴァニエミ旅行記】について紹介します。

【試験について】

 UEFの授業では、さまざまな試験方法が採用されています。大きく分けると、テスト、エッセイ、プレゼンなどがあり、1つの授業で複数の評価方法が組み合わされることもあります。試験方法は基本的にシラバスに記載されているため、履修登録前に必ず確認しておくことが重要です。

 私が専攻しているSocial Science分野では、テスト形式はあまり多くなく、エッセイやプレゼンが中心でした。稀にテスト形式の授業もありますが、私はテストよりもプレゼンやエッセイの方が得意なため、比較的そのような評価方法の授業を選びました。自分の得意・不得意を基準に授業を選ぶことも、一つの方法だと思います。

 UEFで初めて経験したのが「グループエッセイ」です。日本ではグループプレゼンテーションは経験したことがありましたが、グループでエッセイを書く機会はなかったため、最初は少し戸惑いました。しかし、こちらでは比較的一般的な形式のようで、多くの授業でグループエッセイに取り組みました。意見をまとめる過程は大変でしたが、多様な考え方に触れられる点はとても良い経験になりました。

 また、エッセイの一種として「Learning Diary」という課題もありました。これは簡単に言うと授業の振り返りレポートのようなものです。私にとっては、プレゼンや通常のエッセイよりも、このLearning Diaryが最も大変でした。実際にフィンランド人の友人も、この課題には苦戦したと言っていました。

 形式としては、「毎回の授業後に提出するタイプ」と「全授業終了後にまとめて提出するタイプ」があります。毎回提出する形式であれば、復習をしながら書くことができるため取り組みやすいのですが、最後にまとめて書く形式の場合は、記憶が薄れてしまっていることもあり、より負担が大きく感じました。さらに、通常のエッセイよりも文字数が多く設定されていることが多いため、英語でのエッセイ執筆に慣れていないと、特に苦しく感じると思います。

 しかし一方で、Learning Diaryは後回しにしがちな復習を半ば強制的に行う機会にもなります。その結果、授業内容の理解が深まり、学習の質も高まると感じました。その点では、とても意義のある課題だったと思います。

【ロヴァニエミ旅行記】

 フィンランドに留学するなら、一度は訪れてみたい場所がロヴァニエミです。2月号では、ロヴァニエミ旅行について紹介します。

■ ロヴァニエミへの行き方

 ヨエンスーからロヴァニエミへ行く方法は、VR(鉄道)、飛行機、バスの主に3つがあります。今回はVRを利用しました。ティックリラ駅で一度乗り換え、そこからロヴァニエミへ向かいます。

 留学中ということもあり、できるだけ節約したかったためバスも検討しました。しかし、長距離移動であることや、所要時間がVRと大きく変わらなかったことから、今回は快適さを優先してVRを選びました。

 夜行列車だったため寝台列車という選択肢もありましたが、寝台を利用するには追加料金が必要です。今回は節約のため、座席で一晩を過ごしました。ロヴァニエミまで座席で移動する人はあまり多くなく、夜中は車内も静かで騒音もなく、意外にも快適に過ごすことができました。ただし、車内の電気は消えないため、気になる人はアイマスクなどがあると良いと思います。座席でも寝られる方にはおすすめの移動方法です。

■ 2月後半ロヴァニエミの気温と服装

 2月後半のロヴァニエミの気温は、-15℃から-9℃ほどでした。ヨエンスーで2月初旬に-20℃前後を経験していたこともあり、体感的にはそこまで大きな差は感じませんでした。

 しかし、観光では長時間屋外にいることになるため、防寒対策は必須です。私は、極暖ヒートテックの上下、ダウンジャケットとダウンパンツ、帽子、手袋を着用しました。特にオーロラ観賞の際は長時間外に立つため、万全の準備をおすすめします。

■ オーロラツアー体験

 今回の旅行では、オーロラツアーとサンタクロース村を訪れるプランを立てました。ここでは特に印象に残ったオーロラツアーについて紹介します。

 ツアーは「GetYourGuide」というアクティビティ予約アプリを利用して予約しました。ロヴァニエミには数え切れないほどのオーロラツアーがあり、内容や所要時間、価格、保証の有無などはさまざまです。

 オーロラは必ず見られるものではなく、天候に大きく左右されます。そのため、前日に天気予報を確認してから予約することをおすすめします。また、1日だけでなく、万が一に備えて複数日参加できる日程を組んでおくと安心です。私は1日目で見ることができましたが、念のため2日目も参加できるよう予定を空けていました。

 ツアーの中には返金保証付きのものもありますが、事前に自分でもオーロラ予報を調べておくとより安心です。私が参加したツアーには保証は付いていませんでしたが、宿泊先からの送迎とBBQが含まれていました。夜間の移動はバスの本数も限られているため、送迎付きのツアーは非常に便利でおすすめです。

 参加人数は15〜20人程度で、多すぎず少なすぎずちょうど良い規模でした。日本人の参加者もおり、BBQでは他国から来た参加者と輪になって話すこともできました。オーロラ鑑賞だけでなく、国際交流も楽しめる、とても充実したツアーでした。

 

 ロヴァニエミでの体験は、日本ではもちろん、ヨエンスーでも経験できない貴重なものでした。フィンランド留学中だからこそ訪れることができた特別な場所だと感じています。フィンランドに留学する方には、ぜひおすすめしたい旅行先です。

 

ツアーで見ることが出来たオーロラ