生活環境について
ブダペストの公共交通機関
ブダペストの公共交通機関は、Monthly Passが3450Ft(2022年10月現在1Ft=約0,35円なので1200円弱)と格安で、それがあればバス、トラム、地下鉄全てどこでも乗り放題なのでとても利便性が高いです。本数も多く、24時間稼働しているため、終電の心配がありません。
寮について
僕が今住んでいる学生寮 Erdős Pál Dormitory は、キャンパスからバスで約40分のところにあります。バス停は寮のすぐ近くにあります。学生寮は門限がなく、24時間スタッフの人が出入寮を受付してくれます。
各フロアごとにキッチンがあり、そこで自炊が可能です。ただ、調理器具や食器等は用意されていないので各自で用意する必要があります。また各部屋ごとに冷蔵庫も備え付けられてあり、冷凍庫もキッチンに共用のものがあります。ダイニングのような部屋もあり、みんなでご飯を作って一緒に食べたりもします。
また、寮の目の前に大きなショッピングモール(イオンのような大型複合施設)があり、ほとんど全てがここで揃います。
学生イベント
ブダペストでは、留学生に向けたイベントが毎週開催されます。寮で定期的に開かれるパーティーに参加したり、ESNという学生団体が主催するイベントに参加することで交流の輪を広げることができます。
大学施設
大学の図書館は僕が通っているキャンパスから少し離れた街の中心部にあります。1876年に建てられたもので、とても綺麗です。図書館の入り口で手続きをすれば入館カードがもらえます。勉強が捗ります。
ハンガリーの物価について
ハンガリー留学の良さの一つは物価の安さです。ユーロ圏など他の国と比べると生活費を抑えることが可能です。
例えば、スーパーで売っているパンは一つ70円程度で購入することができ、また物によっては1つ10円で購入が可能です。
1Ft=約0,35円なので、頭の中で割る3をして計算する癖がつきます。パン屋のパンは1つ150円ほどはしますが、サイズがとんでもなく大きいです。一つでお腹いっぱいになります。
野菜もかなり安いです。ハンガリーのスーパーでは基本的に量り売りで、玉ねぎ1玉20円で買えます。自分が使う分だけ購入することができるため、買い過ぎで使う機会が無く腐らせてしまう心配がありません。
ただ全てのものが日本と比べて安いという訳ではありません。コーラや卵、肉などはほとんど同じくらいの値段です。ハンガリーは内陸国のため、魚はほとんど売っていません。サーモンはたまに見かけますが、1パック約1500円します。ブダペストの中心部にあるレストランも日本もそこまで少し安いくらいであまり変わりません。また、日本の調味料や食材もアジアンマーケットに行けばほとんど手に入りますが、日本で買う値段の2倍以上します。
また、ブダペストには古着屋が多くあり、価格もお手頃です。僕は秋用のジャケットを約1500円で購入しました。