Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

エトヴェシュ・ロラーンド大学
2023年 3月号 国際学部 Y.O

①余暇の過ごし方

私は学校がない日や土日を利用して友達の家やカフェ、ブダペストの観光名所に行ったりしています。この前はハンガリーの国民的健康酒として知られているUNICUMのビジターセンターに行きました。試飲を含め600円程度でUNICUMの歴史や製造過程を知ることができます。また英語のガイドもついており、ガイドさんがひとつひとつ説明しながら工場を案内してくれます。見学の後半になるとUNICUMの試飲をさせてくれます。ハンガリー人はこれをショットグラスのようなもので、一気に飲むのが一般的だそうです。私も試飲をしましたが、UNICUMはたくさんのハーブを使用しているうえに、アルコール度数がかなり高いです。一般的なものでだいたい40度あります。なので好き嫌いが分かれる味だと思います。ちなみに私は苦手な味でした。笑

冬休みなどの長期休暇中は何回かに分けてヨーロッパ各国を旅行しました。パリ(フランス)、バルセロナ(スペイン)、ロンドン(イギリス)、アムステルダム(オランダ)、ウィーン(オーストリア)、ルクセンブルク、ブリュッセル(ベルギー)、ケルン(ドイツ)を観光しました。高校の頃の友達が今年の2月から留学でヨーロッパに滞在しているのと、日本からも友達が来てくれたのでみんなで一緒にヨーロッパを旅行することができました。訪れた国の中では、ルクセンブルクがとても過ごしやすかったと感じています。世界の中でも国民一人当たりのGDPがトップクラスで、裕福な国として知られています。日本の四国くらいの大きさですが、交通機関も無料で気軽に観光することができます。また、自然が多く街も綺麗です。ゆったりとした時間を過ごしたい時におすすめです。ブリュッセルはとにかく食べ物が美味しかったです。チョコレートはもちろんですが、ワッフルやムール貝料理など美味しい食べ物がたくさんあります。日本人観光客も多く、日本語のメニューや日本語を話してくる店員さんもいて楽しかったです。

 ←ルクセンブルク

②旅行中に経験したこと

自由テーマは私と友達が旅行中に経験したエピソードをお伝えします。私は旅行最終日にケルンからブダペストまでフリックスバスという長距離バスを利用する予定でした。出発時刻は夜の8時50分だったので余裕を持って、1時間ほど前にバスストップに着くように友達の家を出ました。しかしバスストップに向かっている途中にトラムの一部故障?によりトラムが急に止まり、数十分車内で待たされました。その後トラムは無事に動いてくれたので一安心しました。しかしトラムから電車に乗り換えをする時に、ホーム・時刻・列車番号を確認したにもかかわらず行きたい方向と真逆の方向に進んでいました。何かを間違えていたのでしょう…とりあえず次の駅で降りて、再びバスストップに向かう電車を探しましたが、どの手段でも出発時刻に間に合うものはありませんでした。なので仕方なく夜11時間35分発のチケットを購入して、ブダペストまで帰りました。

ケルンに滞在中の友達は、私がバスに乗る一時間ほど前までバスストップで一緒に待ってくれていました。そして夜10時くらいに友達と別れました。しかしその数分後に友達がダッシュで私の方に走ってきて「電車全部キャンセルされてる!」と言ってきました。ストライキが原因で、ほぼすべての電車がキャンセルになっていました。この場所から友達の家までは歩いて3時間なので、最悪の場合歩けば大丈夫と話していました。でも流石にこの時間帯にひとりで長時間歩くのは危険なので、他に手段がないか探しました。唯一の手段が、最寄り駅を通り過ぎて折り返すというルートがあったので、それで帰ることになりました。

他にもエピソードがあるのですが書ききれないので2つにとどめておきます。笑とりあえず2人とも無事に目的地に辿り着くことができたので良かったです。このように十分に気を付けていても、予期せぬことは起こります。その時は冷静になり、その場でとれる最善の手段を探して乗り越えることが大切だと思いました。ちなみにもう1人の友達はこれらの何倍も何倍も悲惨な体験をしているので書きたいのですが、とても文章では伝えられないのでやめておきます。笑すごく簡潔に言うと、日本からヨーロッパの往復航空券を再度購入することになり、さらにフリックスバスが没になり、バスの代わりに特急列車のチケットを購入する羽目になりました。

このようなことは普段なかなか経験することがないので、良い経験になりました。