Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

エトヴェシュ・ロラーンド大学
2023年9月号 国際学部 M. S

  • ビザ、渡航・現地での留学先までの移動について

  こんにちは。私は2023年9月からハンガリーのエトヴェシュ・ロラーンド大学(略称:ELTE)に留学しています。ハンガリーに到着して現在、2~3週間が経ちました。最初の1週間は慣れることに精一杯で余裕がないと予想していましたが、私はわりと落ち着いて生活することができました。まず、日本からハンガリーへの行き方について説明したいと思います。私は、航空券を代理で手配してくれる会社は利用せず、Webサイトから航空券を自分で予約しました。8月31日、成田国際空港から上海浦東国際空港を経由して、約12時間のフライトを経て9月1日の早朝にハンガリーのリスト・フェレンツ空港に到着しました。リスト・フェレンツ空港からは青いバスで移動しました。到着してすぐホテルに向かい、ホテルに到着したのは午前9時で、チェックイン時刻ではなかったのですが、荷物を預かってもらえました。9月4日にホテルから青いバスに乗って寮に向かい、そのあとすぐにオリエンテーションに参加しました。ブダペスト市内は地下鉄やトラム(黄色い路面電車)、バスがたくさん通っているため公共交通機関には不自由しません。

  次にビザについて説明したいと思います。ビザを申請するためには、まず、東京にある在日本ハンガリー大使館に必要書類をすべて揃えて持っていく必要があります。大使館に行くには事前に予約が必要です。私の場合は、約3週間後にパスポートと一緒にビザが届きました。ハンガリーに到着してから30日以内に移民館で滞在許可証に変えてもらう必要があると書かれています。しかし、昨年と違うのが、今年からは移民館に行く必要はなく、ELTE内のInternational Officeで手続きができ、そこで居住許可カード(Permit Residence)を受け取ることができます。

 

 

  • オリエンテーション・授業選択について

  9月4日に私が所属しているSocial Science学部のオリエンテーションがありました。世界各国からの交換留学生やEU圏から留学しているエラスムスコースの学生がたくさん参加していました。9月4日から1週間オリエンテーションウィークで、学内ツアーや交流会、Pubでパーティーなど毎日たくさん開催されていました。ハンガリー語を勉強している日本人や、日本語を勉強しているハンガリー人など予測していなかった出会いがたくさんありました。

  次に、授業選択についてです。今期は、5つの授業を履修しています。3~5ECTSの授業で、1つだけHumanity学部の授業です。ELTEには、履修登録期間が2週間設けられています。この期間内ではNeptunというELTEのポータルサイトで自分で登録したり登録を解除したりすることが可能です。履修登録期間外に科目の追加や変更をしたい場合はInternational Officeに直接行き、手続きをしてもらうことができます。私の場合は、今期は火、水、木曜日だけの授業なので、日本で生活していたときよりも自分の時間がたくさんあります。4日連続の休みは授業の復習をしたり、ブダペスト市内を散歩したり、カフェに行ったり、友達と旅行に行ったり遊んだりしています。自分のしたいことをする時間がかなりたくさんあるため、自分の将来について考えたり、今後どのような留学生活にしようか考えたりしています。日本にいるときは、授業や課題、バイトでほとんど休みなく動いていたため、日本にいたときとのギャップがあります。人生で初めての留学であるため、環境や人の変化を楽しみ、なるべく日本ではできない経験をしたいと思っています。

ELTEの図書館(ELTE生以外も入場可能)

ELTE大学Social Science学部棟