Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

フォンティス応用科学大学
2022年10月号 国際学部 A.Y

① 環境について(大学施設/サービス、住居、街並み等)

大学のキャンパスは比較的小さく、私たち留学生の授業は全て同じ建物で行われるため授業ごとに外に出て移動することはありません。図書館もありますが、日本の大学と違って本の貸し出しが有料なのでまだ利用したことはありません。勉強する場所についてはフォンティスの施設ではなくTU/eという大学の図書館をよく利用していて、遅くまで開いていて大きいので個人的にはこちらの方がお勧めです。

私の住む寮は大学から自転車で20分ほどの場所にあり、寮というよりは一つの家を日本人2人、韓国人5人の計7人でシェアしています。個人部屋の広さは1人には十分すぎるくらいで、それぞれの部屋の広さによって家賃が異なります。私の住む家の周りには留学生はほとんど住んでおらず、普通の住宅街のような感じです。また、Eindhovenの家事情はあまりよくなく、生徒の数に対して家の数が足りていない状況です。そのため、私は最初から家のオプションが一つしかなく、不便なところはいろいろありますが今の寮に住んでいます。寮についてはランダムに割り当てられているようなので、どこに住むかは運だと思います。

寮のリビングとキッチン

 

② 交通事情について

オランダは自転車大国と言われるだけあって自転車に対する交通設備が充実しています。専用の道路はもちろん信号まであるので快適に乗ることができます。私も現地に着いたその日に寮の方から貸してもらいました。Eindhovenで生活するとなると自転車は必須アイテムになると思います。私の場合は運よく借りることができましたが、ほとんどの学生はいくつかあるレンタル会社から借りたり、Facebookなどで手に入れるみたいです。自転車がなくともバスや電車があるので移動できないことはないですが、遠回りになったりすることが多々あると思うので早い段階での入手をお勧めします。また、電車に関しては日本より運賃が高い印象です。ICOCAのようなOV-chipkaartというものを作ってサブスクを始めるとお得にオランダ国内を行き来することができるので自分の予定に合わせて利用するのがいいと思います。ちなみにこのカードは二種類あってPersonal(オランダの銀行口座が必要)の方でないとそれは利用できないので注意が必要です。