Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

フォンティス応用科学大学
2023年 11月号 国際学部 S.A

授業紹介

Cultural Diversity Management

基本的にフォンティスの授業は講義ではなく先生が与えたお題に対しグループでディスカッションし、レポートやプレゼンをする形です。私が所属しているIBCの生徒は全員留学生です。基本的には留学生のみに授業は行われますが、いくつかのクラスではオランダ人も一緒に授業を受けます。Cultural Diversity Management(CDM)もその授業の一つです。学期の前半はカジュアルなグループワークが多く、話の中で文化の違いについて学びクラス内でそれを共有するといったものでした。そしてその後は国籍ごとにグループを作り、自国の文化や特徴をオニオンモデルに当てはめてプレゼンをしました。その後はスペイン人、オランダ人、その他のヨーロッパ人、アジア人の四人組を作り、そのグループで様々な文化の視点からその国々の文化を比較し、具体的な例を挙げながらプレゼンをするというものでした。日本と違い、プレゼン中にも多くの質問が投げかけられるため、十分理解する必要がありますが、全体的にとても興味深い内容だったので、フォンティスに留学するのであればこの授業を履修することをお勧めします。

 

食生活

ここではオランダでの食生活について話そうと思います。フォンティスに留学する場合は、シェアハウスに住むことになるので、学生寮のようにご飯が出てくることはありません。家によってルールは異なると思いますが、私の家は各自でご飯を作ります。オランダのスーパーは当たり前ですがほぼすべてオランダ語表記なので食材を買うのに少し苦労します。さらに物価は日本より高いです。しかし、パンやパスタはとても安いので、大抵の日は朝兼昼ごはんはパン、夜ご飯はパスタを食べています。特にJumboというスーパーではクロワッサンが4つで1€ととても安くおいしいのでお勧めです。あと一つオランダのスーパーの不便なところは、薄切りの肉が売っていないところです。日本人にはとてもなじみ深く様々な料理に使うと思いますが、ヨーロッパのスーパーで売っているところは見たことがないのでとても困ります。フォンティスがあるEindhovenには大きなアジアンスーパーがあるので、価格は日本の2,3倍しますが日本食が食べたくなったら材料を買うことができます。私は日本の調味料やインスタントラーメン、カレーキューブなどをよく買います。お米も売っていますが、日本の約4倍の値段がするので、私は買っていません。野菜やフルーツ、卵は土曜市で新鮮なものが手に入るのでよく行っています。