Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

フォンティス応用科学大学
2023年 10月号 国際学部 M.U

①環境について

私が所属しているIBCは、ほとんど同じ教室で開講されているため、教室移動が必要ありません。校内にはWi-Fiや自習スペース、コーヒーメーカーなどが備わっており、学習環境は非常に充実しています。グループワークの際には特に自習スペースを活用しています。カフェテリアもあるものの、価格が高いため、スーパーで購入するか軽食を持参するようにしています。校内は全体的に綺麗で整備されており、雰囲気も気に入っています。次に住居についてです。私は大学から自転車で約15分の距離にある住居で、8人の異なる国籍のハウスメートと一緒に生活しています。ハウスメートはバングラデシュ、ブルガリア、スペイン、南アフリカ、トルコ、オランダ出身で国際色豊かです。挨拶だけで終わる人もいますが、料理をしながらお互いの国の文化について話すことがよくあります。最近では、私が持ってきた日本のパックご飯をレンジで温めていたら、「え?!魔法みたい」と驚かれました。10月の末には一階が停電し、洗濯機やキッチンの電気が使えなくなるというハプニングもありましたが、居心地よく生活できています。

②自転車について

オランダは自転車大国として知られ、ほとんどの道には自転車専用道路が整備されています。多くの人々がSwapfietsというサブスクリプションを利用していますが、オランダ人が世界一平均身長が高いとされるため、自転車のサドルは日本のものと比べて高い位置にあります。私は身長が低いため、サブスクリプションを利用することを諦め、自転車を購入することに決めました。寮によっては大家さんが自転車の貸し出しを行っていて、そこで借りている友達もいました。

自転車がないと不便なので様々な自転車屋やスポーツ店を探しましたが、どれも大きくて高価のものばかりでどうしようかと思いましたが、最終的に中古の小さな自転車を見つけることができました。オランダのバスの運賃が日本と比べて高いため、自転車は移動手段として必須だと感じています。また自転車の盗難も多いため、鍵を二重で付けることは不可欠だと思います。実際、鍵をかけ忘れて盗難された友達もいました。また道路を曲がる際にはハンドサインなど日本とは異なるルールがあり、最初は戸惑ったり、オランダの人たちは自転車を速く漕ぐため、普通に漕いでいてもよく追い越されることに驚いていましたが、今ではそれにも慣れてきました。