Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

フォンティス応用科学大学
2025年 6月号 国際学部 M.M

①カルチャーショックについて ②オランダの好きな所

 

①カルチャーショックについて

早いものでオランダに来て約10ヵ月が経ち、こちらでの生活もかなり慣れてきました。初めの頃は慣れないことも多くありましたが、今ではオランダが自分のsecond homeだと思えるようになってきました。オランダでの生活は楽しいですが、日本とは大分違うなと感じたことがいくつかあったので紹介します。

一つ目は、オランダの窓は網戸がないことです。虫が大嫌いな私からすれば、夏は家にハエが良く入ってくるので結構嫌でした。ただ、私の家の近くは、蚊はまったくいないので、それは良かったかなと思います。、

二つ目は、オランダ人はすごく正直で物事をはっきり言う傾向にある事です。日本では、本音と建て前があったり、あまり物事をはっきり言いすぎると失礼になることがあったりしますが、あまりそのような考えは、オランダには無いようです。(笑)その点、オランダ人がyesと言ったときは、絶対にyesなので、気を使ってくれているのではないか、などという事を考える必要はないので楽と言えば楽かも知れませんが、断ったりする時も同じで、遠慮なくはっきり言われるので、たまにちょっと傷つきますが、正直でいることが大切なオランダでは、問題ないみたいです。

三つ目は、日本では当たり前に無料である、トイレや水にお金を払わなければならないことです。レストランなどに行けばトイレは無料で借りられることが多いですが、ファーストフードや駅のトイレは、最低でも50セントは要ります。また、オランダの水道水は問題なく飲めますが、レストランなどでは、水道水を無料で提供してもらうことはできません。ミネラルウォーターとコーラなどがほとんど同じ値段なこともあり、こちらではラーメンを食べながら、コーラを飲んだりしているのをよく見かけます。(笑)

②オランダの好きな所

先ほどまでは、オランダに対する不満ばかり書きましたが、もちろんオランダにも良いところは沢山あります!!

一つ目は、オランダの道はとにかく平坦なのはすごくありがたいです。そんなことと思うかもしれませんが、自転車は電動でなくても全然疲れませんし、自転車用の道も整っているため、どこまでも自転車で行けてしまいます。(笑)オランダに来て、改めて自転車が好きになりました。

二つ目は、田舎でなくても、ピクニックができるような大きな公園がどこにでもある事です。オランダの春夏は、天気も回復し、湿気もなくすごく過ごしやすいため、外でレジャーシートを引いて日向ぼっこをするのは、最高です。

・三つ目は、何かと自由で、人からジャッチされたりしない所です。少し説明するのが難しいですが、こちらでは最低限のマナーはもちろん必要ですが、皆こうしてるから、あなたもそうしないといけないどの、同調圧力はびっくりするほどありません。ヨーロッパは、個人主義な国が多い傾向にありますが、色々な国から来ているクラスメイトと話していても、オランダは特にそうだと感じます。もちろん自由なことは、良いことばかりではありませんが、オランダ人は、周りの目を気にせずに、着たい服を着て、自分のやりたいように行動しているなと感じます。

最初は、日本にいた時のように周りの目を気にしたり、気を使って周りに合わせることは多くありましたが、自分のやりたくない事は断ったり、やりたかったけど日本ではできなかったことをできるようになりました。これは、自分にとってかなり大きな成長にも繋がったのではないかなと思います。