こんにちは。イギリスでは梅やミモザの花が咲き始め、そろそろ春がやってきそうです。そんな今月は、イギリスに持ってきて良かったもの、あまり出番のなかったものと、イギリスの交通事情について紹介したいと思います。
日本から持ってきて良かったもの、出番の少なかったもの
まず、一番役立っているものは、ナイロンジャケット、マウンテンパーカーなどのライトアウターたちです。イギリスの冬は、思っているよりも雨が多いので、とりあえず雨を弾けるシャカシャカしたアウターを羽織っておいて、降ってきたらフードを被るスタイルで過ごしています。持ってきた一着にすぐ飽きてしまって買い足してしまうくらい、ほぼ毎日着ています。コーデに合わないときや、ライトアウターに飽きたときは、マフラーをしておいて雨が降ってきたら頭に巻いたり、パーカーのフードを被ったりして過ごしているので、それらも持ってきて良かったです。反対に、折りたたみ傘は持ってくるのを忘れたのですが、別にそれはそれで良かったような気がしています。
自分のお気に入りのものたちも持ってくるべきものでした。他の趣味を見つけたいと思って、ギターと読みかけの本を家に置いてきました。結局、その趣味たちを手放すことができずにうずうずしたので、本は送ってもらうことになり、ギターも安いものを買ってしまいました。それでも日本では好きにならなかったような、新たな趣味はすんなり見つかったので、渡航前の自分に会えるなら、安心してお気に入りのものたちは全部持ってきたらいいと言いたいです。
水筒も持ってきてよかったです。中学を卒業して以来、水筒を全く使わない生活をしてきましたが、イギリスに留学していた友人に強く勧められたので、半信半疑で持ってきました。学校や寮に水筒用のウォーターサーバーがあるから持ってきたほうがいいとのことでした。本当にその通りで、その友人に感謝しています。持って来なくても買えばいいのですが、近所で売っているものは周りで使っている人が多く、ややこしくなるので、持ってきて良かったです。
イギリスの交通事情
ここまでのマンスリーレポートで少しずつ書いたことのあるイギリスの交通事情について、この5ヶ月間の生活のなかでだんだんとわかってきたことがあるので、一度このタイミンングで書いてみようと思います。
イギリス、ロンドンの電車やバスと言えば、真っ先に思いつくオイスターカードですが、悲しいことに大学の最寄駅であるHatfield駅はギリギリ範囲外です。そんなことも知らなかった私は、着いてすぐの頃、テンションが上がってオイスターカードを買ってしまいました。それでもお土産になるしいいやと思ってロンドンを動くとき用で一応持っていましたが、遂に先週落としてしまいました。残念。それで、オイスターカード範囲外のHatfield駅は、タッチ決済のできるクレジットカードは範囲内です。また、Trainlineというアプリで切符を事前に買うこともできます。ほとんどの場合、それで往復の切符を買っておくのが一番安いみたいです。予定が変わったり、運休になったりすると払い戻しもできるので、とりあえず、Trainlineで買っておくのが賢いと学校の友達が言っていたので、その教えを守っています。
いろいろな料金の払い方があって便利な一方、ストライキや遅延、運休に悩まされます。終電が遅くまであることにとても感謝していますが、終電近くの電車が運休したり、バスへの振替になったりで困ることも多々あります。日本の感覚で過ごしていると、痛い目に遭います。オックスフォードに出かける行きの電車が小雨で運休になって4時間遅れで着いたり、ストライキで始発遠回り便でリバプールに行ったり、イーストロンドンからの帰りに終電の振替のバスにスルーされたりします。このような事前に決めていた予定に後から合わせてくるパターンがどうしようもないので、どうにかできないか考え中です。答えが見つかったらまた書きたいと思います。移動が大変なふうに書いてしまっていますが、基本、事前にTfL GoというアプリやNational Railのサイトで運行状況を調べたり、行きの電車に乗るときに駅のポスターを見たりしておけば大丈夫だと思います。24時間対応のコールセンターもあり、携帯の充電さえあればどうにかはできるので、日本では味わいにくいことと思って楽しんでいます。