①友達について
前学期にいる友達はほとんど自国に帰ってしまい、一月からまた新しい人たちが来て、関係を再構築する必要がありました。今回の場合は前学期より人が20人くらい少なく、男女の割合が2:8と女性の方が多めでした。イタリア人とドイツ人がマジョリティで、たくさんの友達ができました。印象的だったのが、イタリア人の友達たちは非常に愛国心が深く、自国の料理に誇りを持ってる人がとても多いです。例えば、僕がスパゲッティを作る時にケチャップをかけると、oh no…という感じで絶望されました。たまに、ピザを作ってくれるような友達です。他に、日本といえばアニメやゲームの印象が強いらしく、おすすめや話題の共有を求められることが非常に多かったです。運良く、私はアニオタだったので、難なくこなせました。おそらく、彼らにとって、日本人がアニメを知らないというのは、スペイン人がサッカーを知らないというような感覚なのでしょう。また、ゲーム好きな友人と集まり、スイッチで一緒にゲームをしたりしました。いろんな国の反応が見れて楽しいです。この時点では、英語力が向上していたのでコミュニケーションには問題なかったのですが、ゲームというのはファーストコミュニケーションにおいて一番仲良くなりやすいのかなと思いました。僕の寮ではクラブがありますが、どうもアジア人とヨーロッパの人たちのクラブのイメージが違うので、慣れていない人は馴染むのが難しいと思うので、ゲームという違う手段からいってみるのは効果的だなと思いました。
②実生活の変化
スウェーデンに来て五ヶ月近く経ちましたが、変わったことがたくさんあります。まず一つにインフレーションが激しいです。今まで私の最寄駅からコペンハーゲンまでのチケットが220sekで、学割であれば180sekだったのが、どちらも235sekに価格改定されており、インフレーションを目の当たりにしました。実質、学割は消滅したものと考えていいでしょう。スウェーデンの友人によると、スウェーデンの福祉や税金の高さに関しては文句の言いようがないくらいに完璧だが、公共交通機関の値段の高さだけはおかしいと言っていました。また、春の兆しが見えてきました。まだまだ、気温的には日本の冬ですが、花粉症の症状が体に見られたので、春が近づいているなと気づきました。ここに来る前までは、外国にスギ花粉なんてあるんだろうかと思っていたのですが、思っていたよりかなりありました。これは、憶測なのですが、花粉症は留学する前の持病なので、病院に行っても保険は効かないのではないかと思います。だから、花粉症の薬を持っていけばよかったなと思いました。幸運なことに、結構日本人の人たちが住んでるので、聞いてみると花粉症の薬を持っていたので、分けてもらいました。私自身、花粉症の症状がかなりひどい方で、スウェーデンとはいえ、4月5月か日本でいう春なので、少し恐怖を感じています。