Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ユヴァスキュラ応用科学大学
2023年 3月号 国際学部 H.M

①現地の学生、友人について

私はチューター制度を利用しています。チューター制度は現地の学生の方が自分のチューターとして現地での留学生活をサポートしてくれます。1人のチューターが数人を担当しているので、その同じグループ内で遊びに行くことも数回あったので、その同じグループからも友達を作りやすいと思います。他の日本人留学生の人たちからも同じチューターの留学生と友達になったと聞きました。私はそのチューターから現地のゲームコミュニティに誘ってもらい、参加しています。そのコミュニティでは週一で集まりみんなでゲームをします。20人から30人ぐらいのコミュニティで、ほとんどの人がフィンランド人学生です。留学生は私だけなのですが、みんな日本のゲームやアニメが大好きということもあり、大歓迎してくれました。現地の友達の多くはここでできました。なのでチューター制度は利用するべきだと思います。また、2月の末にヘルシンキで開催された最も大きいゲームイベントにゲームコミュニティでできた友達数人と参加しました。会場には、Nintendo Switchの各ゲームごとのブースや太鼓の達人などの日本のアーケードゲームが設置されていて、それらの全てが無料でプレイできるブースもありました。さらに、このイベントの一つにコスプレ大会もあり、会場内でアニメキャラクターのコスプレをしている人たちを見かけました。日本のゲームやアニメ文化がフィンランドでとても愛されていることを強く感じた1日でした。

②現地の英語力について

私の留学はフィンランドの教育を実際に目で見て学びたいという目的でした。フィンランドの英語教育の水準は高く、フィンランド人の多くは英語を高いレベルで話せるということを知り、フィンランドの教育に興味を持ちました。実際に多くのフィンランド人たちと英語で話してみて、フィンランド人の多くは英語を話せるということは確かに間違いではありませんでした。①のテーマで書いたコミュニティでは、私と話す時はみんな英語で話しかけてくれます。なので、私はフィンランド人と英語で会話する機会が多くあると思います。また一度だけ80代の方と会話する機会がありましたが、若者だけでなく、この方も英語を話せていました。未だ英語を全く話せない人に出会ったことはありません。しかし、英語のレベルに大きな差があります。この差の大部分は発音に関してです。聞き取りにくい人は簡単な英文でさえ、何度聞き直しても聞き取れないことがあります。特にフィンランド人はRの発音に癖があります。なので、正確な英語に触れたいという方はフィンランドへの留学はお勧めしません。しかし、英語が通じないことはないですし、英語以外に学びたいことがある方はフィンランドへの留学をお勧めします。