①カルチャーショックついて
フィンランドは日本と似ている部分も多く、文化などが全く違うとは思いません。例としては、チップ制度が無かったり、家では靴を脱いだりなどが挙げられます。このテーマを書くにあたって、個人的には似ている部分を探すことよりも違いを探すことの方が難しく感じました。今回は私が思いついた文化的な違いをいくつか紹介します。まず始めに思いついた違いはトイレです。トイレといっても、自宅のトイレではなく、街中にある公衆トイレやレストランなどのお店にあるトイレです。公衆トイレの数は日本と比べて圧倒的に少ないことに加え、有料なところがほとんどです。また、レストランにあるトイレに暗証番号付きのロックがかかっていることが時々あります。店員にその番号を教えてもらい、開けることができます。簡単にはトイレを利用できないので注意が必要です。次に、公共の場所でのイヤホンについてです。バスや電車などの公共交通機関でイヤホンを付けず、音楽や動画を流している人が時々います。日本では、あまり見たことはないですし、周りの人たちもそれを見かけたら嫌な顔をするか注意するでしょう。しかし、フィンランドでは、周りの人たちが気にしている様子は無かったので私は文化の違いだと感じました。フィンランドに来てから文化の違いを感じることはありますが、私はその違いからショックを受けたり、その文化を受け入れられなかったことは特にありません。文化の違いを受け入れられず、ストレスを抱えてしまうと良くないので、そういうものだと思い込むことが大切だと思います。
②留学費用について
最後の自由テーマは留学する際に、最も気にするであろう留学費用についてにしました。これは私が留学するにあたって最も始めに知りたかったことです。しかし、インターネットで調べたり、留学サポートデスクの方に聞いても、個人差があるのはもちろん承知していますが、約○○万円~約××万円というように言われ、上限と下限で100万円~200万円くらいの差があり、あまり参考になりませんでした。なので今回は実際にフィンランドで生活した一例として私がかかった留学費用を紹介しようと思います。しかし私は他の留学生と比べると1ヶ月の生活費をかなり節約していると思うのでかなり節約している留学費だと思ってください。まず留学前の費用として在留許可の申請費、航空費、保険費、その他で約70万円ほどでした。その中で航空費が往復で40万円以上しました。同時期にフィンランドに留学している日本人学生と比べると私の航空費は明らかに高かったです。おそらく航空券の予約がギリギリになってしまったことが原因だと思います。そして、留学中の家賃はその時のレートによって多少前後しますが、1ヶ月約45000円でした。外食費も含んだ食費に関しては1ヶ月約25000円です。しかし、食費はかなり節約しているのでこの費用で収まっています。そして、日用品や衣服は日本から持ってきたためほとんど現地で購入していませんが、それらの雑費で合計約80000円です。ここには交通費も含まれています。これらを合わせて10ヶ月の留学費は約148万円です。しかし、この費用の中に友達との交際費や旅行する際の旅費は含まれていません。また、通常は現地で携帯を使えるようにSIMカードを買いますが、私は買っていないためここには含まれていません。友人によるとSIMは1ヶ月約3000円ほどかかるそうです。フィンランドで生活する費用の一例として参考にしてください。