①留学を振り返って

思い返すと本当にたくさんのことを経験することができた10ヶ月でした。その多くは日本では経験できないようなことばかりでした。特に様々な人や国との出会いが私の常識や価値観を変えてくれました。留学する前は正直外国人に対して少し偏見を持っていたと思います。例えば、悪意は全くありませんでしたが、日本で黒人の方を見ると、少し怖いと感じてしまうことがありました。これは一種の差別に当たると思います。しかし、留学中に出会った黒人の方達は全員がとてもいい人たちで、私に気さくに話しかけてくれました。気づいた時には私の外国人に対する偏見は無くなっていました。私たちは異なるルーツ持ちますが、人と人です。人と人が仲良くすることに文化や言語は関係ないということを学べた非常に素敵な機会でした。そして、この10ヶ月間という1年にも満たない期間ではありますが、思い返してみても今までで最も長いと感じる10ヶ月でした。そう思えるだけ、1日1日を一生懸命過ごしてきからだと思っています。留学前に想像していた楽しいこともたくさん経験しましたが、それ以上に辛く、大変なことの連続でした。帰りたいと思ったことも1回ではありません。しかし、それらを乗り越えたからこそ、成長することができたと自信を持って言うことができます。もし留学を迷っている人がいれば、私は絶対にお勧めしたいです。

②留学経験をどのように活かすか

留学で出会った人たちは目的や目標を持ち、高い学習意欲の人がほとんどでした。また、自国の政治や社会的問題についての関心が高く、国民1人1人が国の一員であることを自覚しています。私は留学中に日本の流行から政治まで様々なことについて聞かれました。しかし、日本についての質問をされる度に自分の国について何も知らないと感じました。自分を含め日本人学生の多くは学校の授業や日本の問題についての関心が低いと私は感じます。なので、私は少なくとも自分の国の政治や社会的問題などの様々なことに一国民として関心を持ち、日本についての理解を深めたいと思っています。そして、様々な人との出会いから多くのことを学びました。なので、これからも人との出会いを大切にし、積極的に多くの人々と関わっていきたいと思っています。また、私はこの留学で、主体的に行動する大切さを学びました。私は留学中、自分から積極的に行動するように心がけていました。積極的に行動したからこそ、今回の留学が非常に有意義なものになったと私は確信しています。これからも、主体的に行動し、自分の人生を有意義なものにしていきたいと思っています。

最後になりましたが、留学を支えてくださったサポートデスクの皆様、本当にありがとうございました。特に、私の最初の担当さんには、色々ご迷惑おかけしましたが、とても感謝してます。