Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

カトヴィツェ経済大学
2022年 12月号 国際学部 R.M

今回は、カトヴィツェ経済大学の授業について紹介します。

この大学は経済に関する授業が多く開講されており、ビジネス、金融、マーケティングなど授業が多く開講されています。少人数クラスが多く、ディスカッションやグループワークが重視されている授業もあります。授業も毎週同じ時間に開講されているというわけではなく、教授の都合によって、その週によって時間が変更されている場合もあります。私個人の時間割があれば、わかりやすいのですが、時間割のアプリが携帯に対応しておらず、1セメスターの全ての授業の時間割から自分が受講している授業を探すことになってしまい、不自由に感じています。私が受講しているクラスでは、グループワークが中心の授業と講義の授業とがあります。加えて、ビジネス英語とポーランド語の言語クラスも受講しています。
International Marketing in Serviceのクラスでは、グループワークであるサービス業界の企業について調べて強み弱みやどういう広告を打ち出しているのか、どの層をターゲットにしているのか、他社との差などをまとめてプレゼンを作りました。元々経済についての知識が不足しているため、日々勉強しなければならないことが山積みで、友達にも助けてもらっています。一方で、GSの授業では学べないことが多く学べるので、新鮮でいい刺激になります。カトヴィツェ経済大学に行きたい人には、経済の知識を身につけておくことをおすすめします。多角面からより理解を深めることができ、学んだことを最大限に吸収できると思います。

次に私が暮らしている寮について紹介します。この大学には専用の寮はなく、大学のホームページに記載されている他大学の学生も利用するいくつかの寮か、フラットと呼ばれるリビングや洗面所をシェアするアパートメントの二つから自分で個人的に連絡を取って契約する必要があります。この地域で一番大きく学生が最も多い寮は、BACECAMPと呼ばれる寮で施設も綺麗で、勉強するスペースやジムなどがついてあり、カトヴィツェ経済大学の留学生も多く滞在しています。私は、大学には徒歩30分、トラムで15分、センターからは、10分の別の寮で暮らしています。大きくはないですが、エントランスから部屋までの距離が近く、私には快適です。また、シティセンターに近いのでとても便利です。部屋タイプは様々ですが、各階にキッチンがついてあり、部屋にバストイレと冷蔵庫がついていて、収納や家具も備え付きです。必要なものはほとんど揃っているので、到着してすぐに生活が始められます。洗濯機は有料で、共有スペースで洗濯物を干すことができます。この寮もほとんどが留学生で、彼らと関われるチャンスが多くあります。そこまで大きくない寮にすむ利点として、コミュニティが狭いので、友達を作りやすく仲を深めやすいと思います。私は1人の空間が好きなので1人部屋にしましたが、シェアルームを選択しても全く異なる文化の人と生活を共にするというのは良い経験になると感じました。キッチン用品は全てシェアで、そのスペースにテーブルと椅子があるので、そこで作業する人も多く見かけます。私は実家を出た経験がないので他人と近い距離で暮らす不安もありましたが、時には友達と料理を作り合ったり、一緒にお茶をしたり、快適で充実した毎日を送っています。