Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

カトヴィツェ経済大学
2022年11月号 国際学部 J.M

1.環境について

現在、自身は大学の近くにある寮(大学が運営しているものではない民間の寮)のようなところに住んでいます。大学からは徒歩約10分です。またこの寮の周辺には複数のスーパーマーケットがあり、基本的にこの周辺で生活は完結します。それだけでなく、ジムが併設されているので運動をする習慣をつけることや肉体改造に取り組むことができます。日本の気候と比べ、かなり気温が低く外で運動をすることが難しいのでこのようにジムが併設されているのは本当に助かります。大学施設はかなりコンパクトなキャンパスになっており、龍谷大学と比較すると大きな差があると思います。自習室はなく各教室には自動の鍵がかかっており空き教室を自習するために使用することは基本的に出来ません。なので、自身のクラスメイトも授業が終わるとすぐに帰宅している人が多いです。交通手段はメインストリートをトラムが数分おきに走っているので困ることはないです。街のセンターには大きなショッピングモールがあり、洋服屋さんやフードコートなど数多くのお店が入っています。なので、センターに友人との食事やおしゃべりなども基本的にこのセンターで済ませる方が多いイメージです。また戦争の影響で多くのウクライナ人の方々やベラルーシ人の方々がこの街にも移り住んできているので、上記のセンターやショッピングモールなどの多くの人が集まる場所ではいろんな言語(ウクライナ語、ベラルーシ語、ロシア語)が飛び交っており、日本語、英語と初級程度のポーランド語しか理解できない自分からすると周りの人がどのようなコミュニケーションをしているのか理解できない時が多々あります。それぐらいポーランドはヨーロッパでこのロシアのウクライナ侵攻以降大きな役割を果たしていると言えると思います。

2.日本(京都)との違い

この街ではでは駐車場があまりありません。なので基本的に路上駐車が多いです。また車はMT車が多く、AT車はほとんどありません。もちろん、ヨーロッパ各国の自動車メーカーの車を使っている人達もいますがトヨタなどの日本車もよく目にします。また路上喫煙がとても多く、歩きタバコをしている人が多いイメージです。それだけでなくベイプもかなり多くクラスメートもほぼ全員がタバコもしくはベイプを吸っていました。なので、タバコの匂いや煙が苦手な方はかなり環境になれることに時間がかかるかもしれません。それ以外の決定的に日本と違う点は街中にゴミ箱があることです。本当に何処にでもあります。個人的には非常に残念なのですが、街には煌びやかな西洋の建築だけでなく見るのも嫌な不衛生な部分もあります。なので、政府はその様な状況を少しても緩和もしくは対策しようと街の至る所にゴミ箱を設置しているのだと思います。また気候は日本(京都)よりもはるかに寒いです。マフラーやニット帽などの防寒具は当たり前の様に使用されており、かなり厚手のダウンジャケットをほぼ全員の方が着用されています。雪こそまだ降っていませんが、12月に入ると頻繁に積雪が見られるそうなのでそこも京都との違いだと感じています。